サムスン電子など韓国企業、中国に喧嘩売る!ファーウェイへの製品供給中止!


#0129 サムスン電子など韓国企業、中国に喧嘩売る!ファーウェイへの製品供給中止!


今回の3行まとめ!

  1. 米国商務省のHUAWEI制裁
  2. 半導体のみならずディスプレイも
  3. 商務省へ輸出許可申請中

米国商務省が9月15日から、中国企業HUAWEIへの半導体供給を行わないとする制裁が開始されます。

韓国企業のサムスン電子やSKハイニックスはこれに従うものと見られていて、HUAWEIへの打撃は深刻なものになると思われます。


この制裁は半導体関連に限らず、ディスプレイ製品にも及んでいて、サムスンディスプレイとLGディスプレイもHUAWEIへの製品供給を停止すると伝えられています。

これは、ディスプレイパネルの駆動チップが制裁対象となっているため、ディスプレイパネルの供給も停止するということのようです。

半導体に関しては、SKハイニックスの売上高の11.4%がHUAWEI向けであり、業績に大きな影響を与えるとされています。

サムスン電子は全体の3.2%にとどまりますが、それでも7兆3,700億ウォン(約6,000億円)にも上るとされていて、打撃は小さくありません。

今回の制裁はHUAWEIのみということなので、他の中国スマートフォン企業への販売量を増やすことで穴埋めするものと見られています。

今回の制裁は事前承認なしに供給ができなくなるというものなので、サムスン電子とSKハイニックスは早速輸出許可を申請したと報じられています。


米国企業マイクロンも同様の輸出許可を申請していて、これらがどう処理されるか注目が集まっています。

編集所感


今回の概要!

  1. 仕方なく・・・の姿勢
  2. したたかに反射利益を得る
  3. サムスンにとっては悪くない?

韓国政府が中国に対して曖昧な態度を取り続けようと、ファーウェイ制裁には加担せざるを得ないということが改めて分かりました。

この決定に韓国政府がどの程度関与しているかはちょっとわかりません。ただ、少なくとも米国政府の要求をはねのけることはしなかったようですね。

できなかっただけなのかも・・・。

各企業は米国との取引も大きいので、HUAWEI一社と比較すれば、従うほか選択肢はないということでしょう。

サムスン電子とSKハイニックスは輸出許可を申請しましたが、恐らく通らないでしょうね。米マイクロンも。

当然こんなものは却下されると分かっているわけですが、HUAWEIに姿勢を見せているということでしょうね。

不本意ながら商品を供給できないけど、できるように努力してるんですよ。ということです。

いつものパターンですが、こういう姿勢を見せることが中国に対しては必要かつ重要ですね。

大体全く理解はしてもらえないわけですけど・・・。

韓国としてはHUAWEIへの供給停止は悪いことばかりではなく、反射利益を得られると思います。

SKハイニックスにとっては災難でしかないようですが、サムスン電子にとっては別の一面が大きくあります。

先日は米国の通信会社ベライゾンがサムスン電子の5G機器を採用するとニュースになりました。


さらにHUAWEIへのスマートフォン部品供給停止でスマートフォン販売にも追加で大きな打撃を与えることになるでしょう。

Galaxyの新製品、ノートや折りたたみ式などを売り出したいサムスン電子としては好都合というわけです。

韓国は幸運にも米国が脅威であるとして敵視してきた日本や中国が叩かれる度にこうしたおこぼれ的な反射利益を得て育ってきたわけです。

まさに出ない杭は打たれないというところですね。

日本は当時、多くの米国アナリスト達が「国が買われてしまう」という完全に誤った脅威論を唱えたためボコボコにされてしまいました。

今や日本脅威論がそのまま中国脅威論になったわけで、韓国はその陰で成長を続けてきたわけです。

別に戦略的にそのポジションを取ったわけではないんですけどね。結果的には漁夫の利を得たということです。

サムスンに関してはこの第3四半期も業績好調のようですね。背景にはHUAWEIのスマートフォンの失墜もあるようです。


世界1位を競っていたのにAppleにも抜かれて3位に転落ですからね。

米国の制裁がそれだけ強い影響力があったということです。

あわや1位陥落というところまできていたサムスンにとっては力強い後押しになったということです。

この調子で行くと、HUAWEIは来年さらにシェアを落とすことになるため、スマートフォン事業から撤退するのではという見方も出てきているようです。

恐らく韓国企業は今後も米国にとって脅威と呼ばれるレベルに達することなく、したたかに生きていくのでしょうね。

お〆め


(し)これってアメリカっていうよりトランプさんがやってるんですよね。

(ゆ)そうですね。かつてからトランプ大統領の政治スキームは80年代の日本脅威論に基づいていると言われていましたが、その考えが中国に向かっただけですね。

(し)ヒラリーさんになっていたらこうはならなかったですかね?

(ゆ)どうだろうね。中国脅威論自体は以前からありましたが、多分ここまではならなかったと思う。むしろ中国の増長を許したかもしれませんね。

(し)じゃあトランプさんは有能ってこと?

(ゆ)元々は的外れな考えから始まったんですけど、結果的にそれなりの意味は持ち始めていると思います。

(し)うん?まぐれ当たりってことですか?

(ゆ)正直なところここまで派手なことになるとは思っても見なかったですからね。貿易摩擦もこのまま収束していくかと思いましたけど。

(し)コロナは関係あります?

(ゆ)あるでしょうね。だってお互いが米軍陰謀論とか中国陰謀論を唱え始めましたからね。

(し)ああ、そんなのありましたね。すっかり忘れてました。

(ゆ)わたしも忘れていましたよ。トランプ大統領も自らの失政を全部中国のせいにしようとして関係が余計に悪化しましたね。

(し)ということは、アメリカでそれほど感染が広がらなかったらこんなにならなかったかもってことですよね。

(ゆ)そうかもね。でも南シナ海やインド洋の事もあるからね、もしかしたらと言い始めるとわけが分からなくなります。

(し)あれ?ところで何の話だっけ?

(ゆ)製品供給禁止の話。

(し)大して影響ないんでしょ?

(ゆ)全体としてはね。ただHUAWEIとしては大変な大打撃だけど。

(し)でも他の会社は関係ないんでしょ?

(ゆ)そうですね。でもトップ企業を強烈に挫いたので満足はしているんじゃないですかね。トランプ大統領としては。

ふーん。そんなのでいいんだ。

(ゆ)まあ、人ができなかったことをやって、選挙で勝てれば何でもいいんだと思うんだけど。

(し)わかります。自分は凄いって言いたいんですよね。

(ゆ)そうそう、それだけ。

(し)関連企業はとんだとばっちりですね。

(ゆ)問題はバイデン氏も同じ路線に進まざるを得なくなったことですね。手を緩めたら批判されるでしょうね。

(し)どうせなら他の企業にも輸出しなければいいのに。

(ゆ)一気にやると反発が強くなりすぎるから。

(し)じゃあそのうち拡大することもありますか?

(ゆ)それはないかもね。喧嘩を止める道筋は捨てずに圧迫を続けると思います。

(し)HUAWEIは滅びますかね。

(ゆ)滅ぶかもしれないね。かなりのダメージだと思います。

(し)いいことなのかな?

(ゆ)トランプ大統領としては大きな成果なのかもね。

(し)ゆるりんとしては?

(ゆ)面白い結果だけど、米国のやり方は気に食わないですね。

(し)ああ、いつもの話ね。

そして・・・


(し)へへっ、進化しましたよ、わたし。

(ゆ)何が?

(し)この前出張で新幹線に乗りました。

(ゆ)どうだった?ガラガラ?

(し)すっごいガラガラ。行きは5人くらいしかいなかった。

(ゆ)まだそうなんだ。JRも大変ですね。

(し)今は新幹線もピってやって乗れるんですよ。

(ゆ)そうなの?

(し)スマートEXっていって、予約も簡単にできるの。

(ゆ)へぇ。わたしがこの前行った時はみどりの窓口で切符買ったけど。

(し)ふふっ、わたしもコロナ前に出張に行った時はそうでしたけどね。今回が初めてだったんです。

(ゆ)ドキドキした?

(し)した。失敗したらどうしようとかって。

(ゆ)ふっ、やっぱりね。

(し)前に出張に行った時に、仕事が終わって駅で帰りのチケット取ろうとしたら、男性の後輩同僚は、僕はもうチケット買ったんで帰りますってサッと帰ったんですよ。

(ゆ)置いていかれたの?

(し)そう。その時に使っていたのがスマートEXっていうので、ちょっともごもごやってる間にスマホでチケットを取っていたんですよ。

(ゆ)あれかっ、時代に乗り遅れますよってCMの!

(し)そうなんです。わたしはその時みどりの窓口で買ったので一本後のに乗る羽目になって、すっごく悔しい思いをしました!

(ゆ)その時それを使えば良かったんじゃないの?

(し)登録がめんどくさかった。なんかSuica番号とか必要だったし。コーヒーのんびり飲めたからいいんだぁ。

(ゆ)そうなんだ。わたしも今度出張に行く時はそれにしようっと。どうせどこかしらの会社がお金払うし。
ところでそれって安いの?

(し)ちょっとだけ。でも23区内とか到着先の市内とかのローカル路線はお金いるからお得感はないかも。

(ゆ)そうなんだ。まあプライベートで行く時は使えないかもね。

(し)そういうことみたいです。

(ゆ)それにしても世の中すごいね・・・。

お笑い東亜研究会

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