中国との衝突避けた米国!米国亡命を拒否!そして香港活動家次々逮捕!

#0145 中国との衝突避けた米国!米国亡命を拒否!そして香港活動家次々逮捕!



今回の3行まとめ!

  1. 香港活動家の亡命
  2. 香港当局の容赦ない逮捕
  3. 亡命を受け入れない米国

香港メディアは香港の活動家4人が10月27日の午後、米国に亡命を求めて米国領事館に入ったものの、拒否されたと報じています。

(参考)SCMP 2020/10/27

この数時間前、国家安全保障担当官は独立派グループの元リーダーなど3人を国安法違反で逮捕していました。

この3人も米国領事館への亡命を求めようとしていて、領事館前のコーヒーショップにいたところを当局に逮捕されたということです。

元リーダーであるトニー・チャン氏以外の2人は保釈されましたが、彼の保釈は拒否され、来年1月7日に延期されたとのことです。

彼らは国家保安部にマークされていたようで、領事館に飛び込む前に逮捕されたものと見られています。

これに関して米国領事館はコメントを出していませんでしたが、後になってウェブサイトに公式の方針を掲載しました。

「米国の法律では米国は米国に実際に存在している外国人のためだけに亡命を検討する」といったもので、飛び込みの亡命は受け付けないとのことのようです。


専門家は今回の出来事を「米中双方が事を荒げるのを避けて静かに処理したもの」としています。

これまでもこれからも米国が香港活動家の亡命を受け入れるのは極めて例外的な場合のみということです。

また、国安法以降の亡命受け入れは両国政府間の重大な事件となることから、米国はより一層慎重さを高めているようです。

編集所感


今回の概要

  1. 米国から見た香港と台湾
  2. 香港活動家、米国亡命の条件
  3. 日韓両政府の対応

最近香港メディアはオンライン記事もお金を取ろうとしていますね。SCMPにもアップルデイリーにも購読を迫られましたよ。

当局の目が光って資金繰りが苦しいのか、批判的な人からお金を取ろうとしているのか・・・。

香港問題は日本人として目を背けてはならない問題の一つだと考えています。

ここが崩れれば他の自治区の存立も危うくなるでしょうし、その先には台湾という大きな標的に魔の手が伸びるでしょう。

最近では米国の台湾接近が中国にとっては頭を抱える問題になっていて、米中の対立を高める原因となっています。

米国は台湾に関しては引く姿勢を見せませんが、香港に関しては今回の通りで、極めて積極的というわけではありません。

どこかしらで英連邦が頑張ればいいと思っているのかもしれませんね。

特に亡命に関しては英国やオーストラリア、カナダが多く受け入れているようですから、ここで米国が関与しなくてもというのがあるのでしょう。

下手をすれば領事館の閉鎖に至る可能性もあるでしょうから、米中もそれは避けたいのでしょう。

例え米国が受け入れたとしても、一歩も外に出られずに大使館内にとどまらざるを得ない状況になる可能性もあったでしょう。

もう一つの問題は、実際に駆け込んだのが大物ではなくて小物だったこともあるかもしれません。

もし学生連盟の元リーダーだったら受け入れていた可能性はあると思います。

もしくはもっとビッグネームならというところかもしれません。

小物をたくさん受け入れていたら米国領事館は活動家の避難先という扱いになり、より厳しくマークされることになりかねません。

今回の事で、香港当局、要するに中国当局ではありますが、米国は亡命に応じないと幾ばくかの安心が生まれたかと思います。

トランプ大統領としても、選挙の追い風にするならやはりビッグネームが良かったでしょうね。

そういうところで判断した可能性は大いにあると思います。

今回の事件は日本でも各紙で報じられたようですね。

一方韓国ではわたしが調べたところでは京郷新聞のみ。

韓国人や韓国メディアは中国の脅威を感じていないんですかね?地理的には日本よりも近いけど。

また、香港の活動家達は韓国を民主化の先輩として敬意を持って見ていますが、韓国国内の視線はもの凄く冷ややかですね・・・。

左派政権がこれですから、香港の人たちからすれば余りにも残念で仕方がないでしょうね。

日本政府も今は国益を捨てる覚悟で中国と対決姿勢を取ったりはしないようです。管政権になっても変わりませんね。

別に中国との対決を煽るわけではありませんが、尖閣諸島で領海侵犯が繰り返される中でその態度はないんじゃないかなと思います。

日中間ではいくつもの問題が存在しますが、政府としてはそれぞれ個別の対応をしているようで、確固たる対中国という姿勢は見えません。

当然実利の方が気にかかっているわけですが、中国にしてみれば扱い安いでしょう。

花より団子。人権や領土問題よりも日中間の経済活性化で経済回復に繋げたい。

そうしたものが優先されているようです。

全く理解できないわけではないですが、もう度を超えているのにまだそんな姿勢ですか?と言いたくなりますよ。

お〆め


(し)香港は相変わらず大変なことになってるようですね。

(ゆ)亡命者が凄く増えているようだから、香港の本土化の完成もそう遠くはないように思いますね。選挙も延期されたし。

(し)もう時間の問題ってこと?

(ゆ)そうでしょうね。逆転劇は起こらないでしょうね。わたしは半ば諦めています。

(し)最初からそんな風に言ってたよね。

(ゆ)今はホットラインができて、市民が簡単に密告できるようになったらしい。今回の発端となった3人の逮捕も密告によるものだったとか。

(し)疑心暗鬼になっちゃうね。そのうちアメリカの領事館近くを散歩しただけで密告されそうだね。

デモに参加したことがあるだけの穏やかな人たちも誤認逮捕されそう。

(し)外国の領事館は近付かない方がいいね。

(ゆ)近くのコーヒーショップもヤバいかもね。
密告する側も一応社会貢献のつもりなんだろうけどね・・・。

まあ中国当局はこの密告制度の確立で本土化に大きく舵を切ったと思いますね。市民達がどんどん通報してくれますから。

(し)監視ってどれくらいされているの?

(ゆ)もう筒抜けなんだろうね。だからネットとかは自衛してから見なければならないと思う。

(し)そんなことできるの?

(ゆ)監視技術が上がっているから難しくなってきているだろうけど出来ると思うね。
香港の活動家達はそういう情報には詳しいみたいですよ。
ただ、今の時代は電話番号があらゆる情報と結びついているからそこが難点なんだよ。

(し)あのSMSで登録したりとか?

(ゆ)そう。中国政府も今やあの手この手で監視強化に努めているみたい。スマホのブラウザもブロックが強化されるみたいよ。

(し)えっ?今更何をブロックするの?

(ゆ)市民メディアって言っているから微博とか微信とかそういう個人が発信するような者も含まれるんじゃないかな。

(し)iPhoneも?

(ゆ)今のところ国内メーカーだけだけど、中国ではそれで十分だと思う。
フィルタに引っかかったブログは潰すし、予めフィルタも出来る。それでひとまず満足していると思うね。

(し)中国って息苦しいね。絶対行きたくない。

(ゆ)でもそこで生まれ育った人はそれが普通だと感じるだろうね。外の世界を知らないと比較できないし不満もないよ。

(し)そっか。中国に生まれなくて良かった。

(ゆ)中国人は中国に生まれて良かったと思ってるよ。

(し)香港の人以外?

(ゆ)そうかもね。

そして・・・しらゆきさんと幸薄い女性


(し)あのね、会社に行くときに通る道に、ちょこっと腰掛けられるところがあるの。

(ゆ)腰掛ける?それっておばあちゃん語?

(し)えっ?普通だよ。標準語。

(ゆ)ごめん、茶々入れて・・・。

(し)でね、そこにすごく幸薄そうな女の人が毎朝座ってるの。

(ゆ)何なの?幸が薄そうって。顔?

(し)うーんとね、顔もそうだけど、体型とか服装とか雰囲気とか全部。

(ゆ)まあ、幸薄そうな人って顔だけってことはないよね。

(し)なんかね、何とも言えないんだぁ。一人でちょこんと座ってるの。うつむき加減で。

(ゆ)元気ないの?

(し)元気なさそう。多分家か職場で辛いことがあるんだと思う。

(ゆ)そこまで勝手に想像してるの?

(し)なんかね、アラフォーくらいの女性なんだけど、背中まん丸で真下を向いて座ってるの。いろんなことに悩んでる感じ。

(ゆ)いつも同じ時間にいるの?

(し)うーん、わたしがいつも同じ時間じゃないから見ない日もある。
この前一週間くらい見なかったから、まさか早まったのではって本当に心配しちゃった!

(ゆ)早まったって・・・。

(し)でもそのあとまた座ってるの見かけて、良かった!早まってなかったってすごくほっとして微笑みながら通りすぎました。

(ゆ)時間が合わなかったかお休みだっただけじゃない?

(し)あと、どうやら早めに来て、そこで時間を潰しているらしい。いつも時計を見て時間になったら職場に行っているみたい。歩く時もうつむいてしんどそう。

(ゆ)すっごいどうでもいい話だね。

(し)えっ?そう?毎朝すごく気になる人なんですよ。大丈夫かなぁって。

(ゆ)いつまでも元気でいるといいね。

(し)元気はなさそうだけどね。幸せになってほしい。

お笑い東亜研究会

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