中国で「福島産は安全」と言ったら炎上→検閲→消滅!科学より党の方針最優先は常識!

#0280 中国で「福島産は安全」と言ったら炎上→検閲→消滅!科学より党の方針最優先は常識!


(ゆ)中国の研究者が「福島産農産物は安全」と発言した映像が公開されると中国ネットで大炎上!
動画は削除され、アップした中国科学院は謝罪に追い込まれました。
科学的事実まで抹消されるのが中国社会です・・・。

今回の3行まとめ!

  1. ネットからは既に全面削除
  2. 香港や国外で見つけられる残存
  3. スピーチの内容は?
(し)読売新聞は「中国政府系研究機関の中国科学院のフォーラムで、専門家が「福島県産農産品は安全」と発言したことに批判が集中し、主催者が7日、録画映像をホームページから削除して謝罪した。」と報じています。


しかし中国ではこの報道は既に削除され、その科学者がスピーチを行ったことすら分からないようになっているようです。

映像も報道にあるように、中国ネットからは全て削除されてしまったようです。

中国の報道を保存するアーカイブサイトにはこの内容が残されていて、今でも閲覧することができます。

また、香港メディア明報もこうした内容を詳しく報じています。

(参考)明報 2021/07/08

演説が行われたのは4月27日で、フォーラムは6月23日に映像を公開したところ、炎上したようです。

ネットのコメントでは「文化的裏切り者」「精神日本人」「この人に福島の原子力排水を全て飲ませろ」などの批判コメントが投稿されたようです。


アーカイブサイト個人図書館に掲載されていたフォーラム内容には、原発事故の状況や、放射性物質の危険性について。また、福島での土壌洗浄、植物による放射線物質の吸収、農学的対策など様々な試みが紹介されていました。


また、品目毎の残留放射線物質検査結果についても紹介し、すでに福島産の大半の農産物は安全であると説明していたようです。

編集所感

今回の概要!

  1. 人は盲目的になる
  2. 異見を批判しかできない中共
  3. 芯はあっても柔軟でいたい
(ゆ)世の中には受け入れがたい真実というものが存在しますが、人々はそれをあらゆる方法で反論し、否定し、自らの正当性を示そうとします。

もちろんこれは中国共産党に限ったことではなくて、わたしたち個人もそうですし、支持する政党や勢力、反対派にも言えることです。

それぞれ自らが正しいと主張し、相手の意見を一切受け付けないので、多くの場合議論は平行線を辿るわけです。

それを大きな権力を持つ存在は一様に塗り潰し、自らの支持者に対して常に高らかに勝利を宣言し続けます。

例え多くの人がそれを無理矢理だと否定しようと、世界が反論しようと、科学的に明確な事実を突きつけられようと考えを変えません。

少数の存在も同意見を持つ人たちをかき集め、我々が正しい。真実を知っているのは我々のみだ、と主張し続けるのです。

考え方がしっかりとしている、信念がある、と表現するか、固定観念に囚われている、頑固である、と表現するかの違いです。

きっと歳を取れば取るほどそれまでの様々な経験が積み重なって、考えが固定化されていくのかななんて感じます。良くも悪くもね。

中国共産党も100周年。社会主義建国とか中国型マルクス主義とか太い柱はありますが、時代に翻弄されぐらつきながらもその信念を維持しています。

党の考えが絶対正義、というやっかいな信念も揺らぐことなく、否定的な考えや意見は全て撃ち落とします。

表向きにはそうやって撃墜しておきながら、裏側では色々と模索して微妙に方針を変えながらここまでやってきました。

しかし過ちを認めると言うことをこの100年間、一切行わず、不都合は人のせいにしたり、全て土に埋めてなかったことにしてきたわけです。

それが世界から信用されない最大の理由です。今や北朝鮮の金正恩ですら過ちを認める時代なのにね・・・。

そんな感じなので、党の絶対正義的価値観から少しでも外れると、今回のような目にあってしまいます。

陳能場氏は中国でも土壌研究の権威で、土壌汚染された中国の土地をどう改善していくか、研究を重ねている人のようです。

たくさん論文も書いていて、メディアでも何度も紹介されているような人物です。特に農地関係についてですね。

別にこの人は親日的というわけではありません。単なる土壌オタクで、放射能で汚染された土壌をどのように回復できるかに興味があるだけです。

そうして様々な日本や福島県の取組を知り、科学的に見えてきたその成果を紹介し、データを元に福島の農産物は安全だと話しただけでした。

中国科学院では様々な研究者の演説が掲載されていて、そこに彼の4月の発表も掲載されたという事です。(TEDの中国科学版みたいに)

いまや福島の処理水をネタに日本を徹底批判している中国政府ですから、完全に横槍を入れられた形となりました。

とはいっても科学院はお膝元の研究機関ですけどね。たぶん内容について問題視していなかったんでしょうね・・・。

縦割りだったのかなんなのか、ネット炎上で気付いてしまったというわけで、慌てて謝罪させ、削除したというわけです。

管理体制がなってないよ。でも悪いのは中央政府ではなくて科学院に全部なすりつけ。

母体同じじゃないかと思うけど、それでいいらしい。中央が末端組織である科学院を適切に指導したという構図。なんじゃそりゃ。

もはや科学的に怪しくても中国共産党の方針に従っていれば、世界から批判されようが何とか防護壁を張って守ってもらえます。

科学って何?真理の追究って何?って感じですが、真理は中国共産党の中にしかないので・・・。

こうやって中国共産党を批判しましたが、冒頭にも書いたとおり、同じような枠組みは至るところに見受けられます。

中韓や野党、進歩勢力が常に0点で、反対に日本や保守の考え方が全て正しいわけでもありませんからね。個人崇拝もしたくないです。

みんな間違いを犯しますし、それを糧として成長し、改善しなければなりません。

まあ、周りは自由に騒いでいればいいんでしょうけど、こういうチャンネルをやってると穴にはまりやすいので、それだけは気をつけています。

お〆め

(し)中国って本当にネットから削除するんだね。恐いね。

(ゆ)うん。色々探したんだけどね、謝罪メッセージとか。それすら見つからないね。何事もなかったかのようだよ。

(し)なかったことになっちゃった?

(ゆ)なっちゃったね。演説自体なかったことになっちゃったよ。

(し)ほら、ネットに載ったらなかなか消せないって言うけど、中国では消せるんだね。

(ゆ)もう史実から消えちゃうからね。そのうち人の記憶からも綺麗さっぱり消えるよ。

(し)あれ?でも海外には残ってるんでしょ?

(ゆ)うん。それはねつ造だとか何とか言えば有名無実だよ。

(し)いつも言ってるヤツだね。嘘つきとか何とか・・・。

(ゆ)もう中国政府も海外とかから常に批判されてるから、そういう対応は慣れちゃったよね。ある意味一流だよ。

(し)何だかこの科学者の人もかわいそうだね。悪気はなかっただろうに。

(ゆ)科学にひたむきすぎて、中国人としていかに振る舞うべきかを気にしなかったんだろうね。みんなそうだと思うけど。

(し)大変だね。批判されるとは思わなかったのかな?

(ゆ)そもそもネットで炎上するまでは誰も気にも留めていなかったからね。周辺も科学院も。

(し)ネットってこわいね。じゃあ中国政府もネットの声に従ったってこと?

(ゆ)実質上そういうことだね。ネットを抑え込むのと、この発表を消すのとで天秤にかけたんだよ。

(し)ネットを抑え込むのは大変そうだよね。

(ゆ)どうなんだろう。ただ、精日とか批判があったから、精日を擁護したらマズいなって思ったんじゃないかな?

(し)精日って精神的日本人だっけ?

(ゆ)そうそう。まあ韓国で言うところの親日みたいな感じ。ちょっと違うし、この人も別に精日とかそういうのじゃないし。

日中は最近もサイバーセキュリティ戦略で日本が中国を名指しで敵視したからギクシャクしてるんだよね。

(し)日本も最近中国をたくさん批判してるね。

(ゆ)まあ、お互いそういう言いたいこと言える方がいいんじゃないかとわたしは思うけどね。変に配慮して隠すよりは。

(し)そっかぁ。外交って大変だね。

(ゆ)舐められたらおしまいだからね。それで苦労してきたし・・・。



(し)中国ネットも恐いですね!わたし「しらゆき」のコーナーは消えかけている記憶を掘り起こしています!🥰
今回は前回のカフェバーレストランのバイトの話の第2弾です!クリスマスに2部制で予約を取ったんだけど、慣れていないせいか大変なことになったよ・・・😅

あつまれ!しらゆき姫のてんこ森


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