日本人ノーベル賞受賞者が?
#0029 新型コロナウイルスに効果あり!日本人ノーベル医学賞受賞者が関係?
イベルメクチンという薬が新型コロナウイルスの増殖を止める効果があるという研究結果が発表されました。
オーストラリアのモナシュ大学で大きな成果をあげられたことが確認されたということです。
この薬は日本人のノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が発見した物質をもとに作られたということです。
オーストラリアのモナシュ大学が主導した研究で、イベルメクチンという抗寄生虫薬を投与するだけで新型コロナウイルスの増殖を止められるという研究結果が発表されました。
Monash University
Monash University
イベルメクチンとはノーベル生理学・医学賞を受賞した日本人化学者大村智博士が発見した新種の放線菌
イベルメクチン Wikipedia
イベルメクチン Wikipedia
「ストレプトマイセス・アベルメクチニウス」が生産する物質アベルメクチンを基に医薬品メーカーMSDが作った薬だそうです。
世界中で入手が容易で、線虫などを駆除するために牛や羊など、畜産への利用が行われている薬です。
モナシュ大学のカイリー・ウェグスタッフ博士によると、細胞培養された新型コロナウイルスがイベルメクチンにさらされると、48時間以内に全ての遺伝物質が消滅したと発表しました。
一度の投与でも24時間後に大幅な減少が確認され、48時間後には全てが完全に消えたと報告書には書かれています。
この薬は米国FDAでも承認されているもので、HIVやデング熱、インフルエンザ、ジカウイルスなどに対しても有効だと示されているそうです。
しかし「人への使用に際してはどれほどの量で効果が出るか見極める必要がある」とし
「治療法がない中で世界中で入手可能な化合物であれば、より早く人々を助けることが出来るかもしれない。ワクチンが広く利用できるようになるまではしばらく時間がかかりそう」としています。
イベルメクチンがどのように作用するか、メカニズムは分かっていないとしながらも、ウイルスが宿主細胞の防御力を弱体化させないように遮断する効果があると思われると説明しています。
編集所感
アビガンが脚光を浴びようとしている中で、もう一つ日本と関わりのある薬が脚光を浴びようとしているという報道です。
多くのメディアが報じている内容ではありますが、大村智博士が発見した物質がきっかけとなった薬という話はまだありません。
普通にwikipediaでイベルメクチンを検索したら書いてあっただけですが・・・。
大村智博士といえば、ノーベル生理学・医学賞受賞が決まった時にテレビで取り上げられ、土いじりが好きな変なおじさんとして知られていたかと思います。
そんな変な趣味。いえ、天然有機化合物の探索研究というそうです。
45年以上続けてきたというこの研究は様々な形で世界に貢献してきたわけですが、そんな大村博士が創薬に貢献した薬が今や世界中の注目の的となっているという事です。
アビガンは30カ国に提供されるも、副作用を問題視している国も多く、これからどのようになるかわかりません。
イベルメクチンもこれから臨床試験が行われることになるので、まだまだ道のりは長いですが、新型コロナウイルスによる肺炎への治療薬へと応用ができれば、人類の勝利が大きく近付くこととなるでしょう。
お〆め
万一人体への影響が出たら大変ですから。
そして・・・
大村博士はもちろん素晴らしい方です。それはこの新型コロナウイルスとは関係ないですし、たまたま日本人というだけであって、わたし達が同じ日本人だからとどうこうするのはどうなんだろうと。
もちろん誇らしくはありますけどね。
確かにそうでもあるんですけど、だから日本全体がとか、日本人がというわけではないですからね。もちろん様々な日本流の、世界とはちょっと変わったシステムが生みだしたというところもあるんですけど。
だから最近そういう番組も減ったんじゃないですか?単にネタがなくなったのかもしれませんけど。