#0045 韓国 #おうちを出よう GW鉄道航空完売!経済活動再開という賭け

2大航空会社である大韓航空とアシアナ航空はいずれも資金が枯渇して経営危機に直面しています。
交通インフラ企業を倒産させてしまうわけにはいかないと韓国政府は早速支援の手を差し伸べています。
大韓航空に対しては産業銀行と韓国輸出入銀行が合わせて1兆2000億ウォン(約1000億円)を、
アシアナ航空に対しては1兆7000億ウォン(約1500億円)を緊急支援しました。
大韓航空の負債比率は昨年末基準で871.5%、アシアナ航空は1386.7%となっています。
年内に返済しなければならない借入金はそれぞれ3兆8000億ウォン(約3300億円)と2兆5000億ウォン(約2200億円)で、遊休資産や事業売却などでの現金確保も必要となります。
(参考)東亜日報 2020/04/25
韓国航空業界第3位のLLC、チェジュ航空は、イースター航空を買収して第2位の座を狙わんとしています。
韓国では4月30日から6日間の大型連休が始まりますが、新規感染者はかなり抑えられていて、5月6日の戒厳令解除を待たずに緩和ムードが広がっています。
国内の航空路線は70~80%にまで回復し、路線によっては旅行需要を見込んで拡大しているところもあるようです。
リゾートホテルの予約率も70~90%にまで回復していますが、政府の「社会的距離を置く」が大幅に緩和されることで、再拡散の懸念が出てきています。
(参考)ニュースピム 2020/04/28
連休期間中の再拡散を警戒する観光地済州島知事からは、来島を控えるよう呼びかけています。
連休中に済州島を訪れる観光客は18万人にものぼるという調査結果が出ています。
高速鉄道KTXの座席はほぼ完売に近い状態で、通常は大半が海外に出掛けるゴールデンウィークは、国内旅行が活況となりそうです。
(参考)聯合ニュース 2020/04/26
ゴールデンウィーク後は再び需要の急減が見込まれることから、航空会社は運行回数を減らす計画だという事です。
感染拡大を懸念しながらも、経済を回さないと生きていけない各業界の苦渋の決断ではありますが、拡散防止対策への苦労も絶えないようです。
韓国政府は5月5日までの集会やイベント、旅行は控えるようにとしています。
編集所感

特に航空会社は悲惨な状況で、オーストラリアのヴァージン・オーストラリアは政府の支援を受けることが出来ずに経営破綻に陥っています。
民営企業とはいえ、国家の重要な交通インフラであることから各国政府は支援に乗り出しています。
韓国の2大航空会社はこの感染症事態の前からすでに不安定な経営状態だということは、昨年末の負債率からも分かると思います。
大韓航空の危機的状況を乗り切るために、財閥である韓進グループは機内食・マイレージ・航空機整備事業の売却を検討していると報じられています。
(参考)韓国経済 2020/04/26
国からの支援を受けるのだからそれくらいしろということのようですね。
正常化すれば稼げる部門であることから、売ってお金にできるという見込みがあるようですね。
現に整備事業は以前に売却が検討されていて、機械や防衛事業を行っているハンファグループと交渉が進んでいたそうです。
マイレージについても海外のいくつかの航空会社の売却例があるようで、資金調達の有効な策とされているようです。
アシアナ航空の方は昨年粉飾決算で摘発されて、現在の錦湖グループがHDC現代産業開発に売却することが決まっていました。
しかし今回の政府支援で産業銀行と輸出入銀行が株式の一部を得たこともあって、買収が中断されるみたいな話になっています。
買収が完了していたら大規模なリストラが行われるとされていたので、対象となっていた事業の人たちはホッとしているんでしょうね。
とはいえ政府支援の条件として、似たような大規模リストラが行われると思います。
大韓航空のように、切り売りして返済に充てろと言われるのでしょう。
そうなるとますます買収の話は消えていくのではと思いますね。これがアシアナ航空にとって良いことなのかどうなのか。
韓国の航空トップ2社が本当に惨憺たる状態というのは良く分かったと思いますが、今回のゴールデンウィークの特需で彼らの崩壊の速度が少し遅くなるのではと思います。
政府としては強度の警告を発して動きを封じるべきなのですが、それがほとんど形骸化していますね。
どこかしらで対策を取れば大丈夫だし、大規模な感染拡大が起きても何とかできるだろうという目論見があるのだと思います。
いや、恐らく起きないだろうと考えているのではないでしょうかね。楽観的な気がします。
航空機内で数百人が1時間以上密室状態でいるわけですから危険であることは容易に理解できます。
連休中は7000便以上飛んで、初日と最終日は満席ということですから、これがこの時期どれほど異常かは分かるでしょう。
航空機内だけでなく、レストランやホテルでの混雑も問題となるでしょう。
みんなプラスチックで仕切りを区切ったところで食事をするのでしょうか?
韓国国内で一桁台の新規感染者しかいないとしても、無症状の感染者は大勢いると推測されます。
また、韓国ではこれまで200人以上の再感染が確認されています。陰性判定が出たからといって安心はできないわけです。
済州島行きの便やホテル、観光地で感染拡大が確認されればどのようになるでしょうか?韓国の手法なら全員島内に閉じ込めるでしょうか。
最悪の事態を想定するのであれば、沖縄県知事が航空便を全部キャンセルしてと叫んだように、島内への移動を最小限に抑える必要があるかと思います。
韓国はここまで経済を犠牲にして抑え込んできました。
報道では今や街中でもほぼ普通に近いまでに戻ったということです。観光客がいないことを除いては。
日本では極端な家で過ごそうキャンペーンが進行中ですが、韓国ではもはや連休は家を出ようと言わんばかりの状況ですね。
当然経済を動かすという側面もあるわけで、航空会社としては増便した分に相応する収入があれば、一息付けるというわけです。
ある区間では混雑期のために通常の10倍近い航空料金になっているとも報じられています。
(参考)国民日報 2020/04/27
当然、この大型連休で感染が拡大しなければ韓国社会は自信を深めることでしょう。
それは対外的にも韓国は安全であるというアピールになるかと思います。
ちょうど連休の終わり頃に韓国人向けと外国人専用のカジノが解禁となります。
中国との関係が改善しつつある中で、中国との間の国際便が飛ぶようになれば、中国人VIPが韓国を訪れたり、観光客が韓国に押し寄せることになるかもしれません。
楽観シナリオだけ選択すれば、それによって他に行く場所がない中国人観光客が押し寄せ、韓国の観光産業を押し上げることになるでしょう。
悲観シナリオはみなさんご想像の通り。
さてさて、このゴールデンウィークでどのようになるのか注目しておきましょう。
お〆め


今日はIllustratorのファイルの開き方を学びました。

でも色々あるんですよ。ブリッジを使ったりとか。











あ、行かなくなった理由はおじさん臭がきつすぎて耐えられないからだったかな?行けばお金もらえたけど無理だったみたい。
ところで連休中の他の予定はないんですか?



何とかここで感染拡大が収まるように協力するしかないんじゃないですか?







余裕があれば拡大にも対応できますが、なければ悲惨なことが再び起きます。















そして・・・








ほら、紹介してもらった整体院に通ってから平気になりました。



それでしばらく使ってたんですけど、USB充電しながら使ってたんですよ。ブルートゥースの無線スピーカーなんですけど。


それである日そのまま後ろにパタンと倒れて寝てしまったんですよ。そうしたらUSBジャックが根こそぎ取れて・・・。
















ということで、この不良品を使い続けようかと。ストレス溜まるけど・・・。









