韓国次期外交部長官候補の発言は全くのデタラメ!米国政府が相次いで反論!

#0181 韓国次期外交部長官候補の発言は全くのデタラメ!米国政府が相次いで反論!


(ゆ)韓国の次期外交部長官候補が人事聴聞会での発言が波紋を呼んでいます。
金正恩委員長に非核化の意志があるという発言に米国側が猛反発! 両国の認識の違いや今後の戦略の違いが鮮明になっています。

今回の3行まとめ!

  1. 米国との認識の違い鮮明に
  2. 米国「非核化の意志は見られない」
  3. 足並み揃わない米韓同盟・・・

(し)2月5日に行われた韓国の次期外交部長官候補に対する人事聴聞会で、候補者である鄭義溶(チョン・ウィヨン)は「金正恩委員長に非核化の意志がある」と発言。

これに対して米国国防省や国務省からは、そのような意志の証拠がないなどと反論が相次いで飛び出しています。


米国国務省はラジオフリーアジアのコメント要求に対し
「北朝鮮の核・弾道ミサイルと関連の高度な技術を拡散しようとする意志は、国際平和と安全保障に深刻な脅威となって、地球的な核不拡散システムを危険にさらしている」としています。

トランプ政権で対北朝鮮交渉に参加した元高官は「金正恩総書記が非核化に向けて彼が約束を遵守するという意図を示す証拠はまだ見つかっていない」とし「可能な限りの対北圧迫政策を新たに展開することが賢明だ」と指摘しています。

別の元高官は「文在寅大統領は信頼できる証拠なしに、トランプ政権に対して金正恩が非核化の追求に真剣だと主張した」と話したとしています。


これについて「北朝鮮との早急な関与を希望するバイデン政権に再びそのような主張をしてはならない」と警告しています。

バイデン新政権は「北朝鮮の不法な核・弾道ミサイルプログラムは重大な脅威」と何度も発言していて、認識の違いが明らかになっています。

次期長官候補は「私たちの外交、安全保障政策の根幹である韓米同盟をより健全で互恵的で総合的な同盟に発展させていく」と話していますが、対北朝鮮政策の足並みはどうやら揃っていないようです。

編集所感

今回の概要!

  1. 非核化の意志はどこからでてきた?
  2. 韓半島平和プロセスを推し進めたい!
  3. 対北評価を誤って失敗した文在寅政権

(ゆ)この人事聴聞会が行われた夜に、バイデン新政権の外交政策が発表されましたが、その中で北朝鮮は明確な脅威と表現されました。

次期外交部長官候補である鄭義溶の主張とは正反対で、両国の足並みの乱れが鮮明化したと言えるでしょう。

米国側は、金正恩に非核化の意志は見られないとしていますが、北朝鮮は非核化の条件として敵視政策解除を挙げていますから、それ抜きに非核化することはないわけです。

米国という脅威からの防衛手段としての核兵器ですから、当然の主張ですよね。

韓国側はこれを曲解して、非核化の意志がないわけではないとでも言っているのでしょうか。嘘ではないけど多大な誇張ですね・・・。

記事によるとどうやら文在寅大統領がトランプ政権に対して「金正恩に非核化の意志がある」と吹き込んだようですね。

これについてはしばらくして裏を取って事実ではないことを米国側は確認したでしょうが、無駄な混乱を生じさせたと思います。

韓国、というか文在寅政権としては予めこのように進めていきたいというレールを敷いて、それに全員を強引に乗せようとしていたようです。

ほんの少しの間、それは上手くいったように見えたかもしれませんが、結局のところは大きくその道を逸れて今に至ります。

現に今は南北の連絡協議も断絶状態で、南北会談前とほぼ同じ状態に戻ったと言えるでしょう。

わたしはこの状況をもって文在寅政権の対北政策は失敗だったと考えています。理想の着地点と全く違う場所に降り立っていますから。

これを鄭義溶の「挑発がなくなったから成功した」というのは無理があるかと思いますね。成功だとしても余りに小さいですよ。

南北関係が最高の状態に達したかのように見えたときに、2032年は南北合同でオリンピックを開催するだなんて言っていましたね。

これ、もうそろそろ準備段階に入らなければいけないと思いますけど、まだやる気があるんでしょうか・・・。

あと、南北鉄道連結ですね。これは米国の圧力によって潰されたかたちになってしまいましたが、結果として米国の判断が正しかったということになりますね。

文在寅政権は何だったか理由を付けて国連の制裁の範囲外だと主張していましたが、利敵行為に当たると言ってもよいでしょう。

そういえば北朝鮮に原発を建設する計画があったとかなかったとか話題になっていますが、こうした話があったとしても不思議ではないです。

文在寅政権の北に対する傾き方というのはこのようなもののようで、それが鄭義溶の人事聴聞会でかたちになって表れたと理解しています。

バイデン新政権は「新しい対北朝鮮戦略」というものを提示していくとしていますが、文在寅政権はむしろその逆。

カン・ギョンファ長官で不十分だった既存の路線をより強固に推し進めていくとしているわけです。

鄭義溶はそのための人選ということなのですが、このことが米韓関係に溝を作りかねません。

米韓合同軍事訓練にしても同じで、コロナを理由に縮小させたい文在寅政権に対し、米国側は防衛訓練として必要性を強く主張しています。

いやね、これまで南北が対立して半世紀以上も保ってきた緊張感を、極端な楽観主義で南北協力だとか祖国統一だとかやってきているわけですよ。

その理想はある意味では対立解決への道を切り開こうとしましたけど、問題の本質と現実の厳しさをもっと考慮すべきだと思いますね。

南北協議の中で感じられたのは、北朝鮮が本質的にどういった国であるかについて目をつぶっている部分が多くあるという点です。

この難局で潰されることなく生き延びているという点で金正恩は何かを持っていると言えるかもしれません。

ただ内政に目を向ければただの世襲独裁制の長であり、それを継続させようと支配的権力で国を苦難に陥れている張本人でもあります。

そんな人間を賞賛し、手を取り合っていこうだなんて、表面上はともかくとして、本気で考えているならちょっと資質を疑いますね。

金正恩は甘くなかったのに対し、文在寅の考えは甘すぎた。それなのに今なお同じ路線で行くとか時間の無駄と言えますね。

わたしの中では文在寅政権はもう終わり。次がもう少しマシなことを期待します。色々な面でね。

お〆め

(し)これは昨日の話の続きですよね。嘘ついてたってことですか?

(ゆ)まあ人によっては嘘だとも言いたくなるでしょうね。前提条件を抜きにして非核化の意志があるなどと言いましたからね。

(し)それがアメリカの敵視政策解除ってことですね。

(ゆ)誰だって核が必要なくなれば非核化しますよね。それに触れず、あたかも前向きに非核化を望んでいるかのように話したのが問題ですね。

(し)でもすぐ嘘だって分かりましたよね?

(ゆ)みんながそんなはずないだろうと疑っていたところに米国側から色々な情報が飛び込んできたというわけです。

(し)で、バレたってこと?

(ゆ)そういうことになりますね。米国の認識は全く違ったので。

(し)これってマズいんじゃないですか?これでも何とか長官にはなれるんですか?

(ゆ)まあ、なれるでしょうね。彼は民間人とは言っても国会議員でもあったし、政治の世界で生きてきた人ですから。

(し)なんだ、つまんないね。聴聞会意味なくない?

(ゆ)でも、こういう人だって明らかになっただけでも意味はあったと思いますね。

(し)でもクビにできないんでしょ?

(ゆ)文在寅政権と方向性は一致しているのでクビにはならないでしょ。だから選ばれたんだし。

(し)じゃあ文在寅政権がダメだってことになったりしないですか?

(ゆ)そこを韓国国民がどう評価するかでしょうね。特に中道や左派の岩盤支持層でない人たちがどう感じるか。

(し)また逮捕されたりする?大統領

(ゆ)ひょっとしたら北朝鮮絡みで逮捕されるかもね。

(し)ふふっ、実現したら凄いですね!

(ゆ)なんだか話が変な方向に進んでしまった・・・。



(し)今回もおつかれさまでした!わたし「しらゆき」のコーナーもついに10回目です!🥰
毎日つけるものだから、マスクについては色々調べたり試しに買ったりしてるんです。でも、いまだに分からない事だらけですね・・・😅

あつまれ!しらゆき姫のてんこ森


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