中国と欧米の情報戦争!中国政府とメディアは必死の抵抗!

#0204 中国と欧米の情報戦争!中国政府とメディアは必死の抵抗!



(ゆ)新疆ウイグルでの問題を巡って、相変わらず欧米と中国の間で情報戦争が続いています。
CNNはウイグルに帰れない父親とその家族を二組取材し、現状を世界に伝えました。
これに対して中国政府と中国メディアは激しく反発しています。

今回の3行まとめ!

  1. CNNと人権団体のウイグル問題への指摘
  2. 中国政府「人権問題ではない」
  3. 不都合な報道は無視します!
(し)米国メディアCNNは、新疆ウイグルで何千人もの子供たちが親から引き離されていると報じました。

(参考)CNN 2021/03/25

CNNは海外在住の父親とウイグル在住の子供を取材し、中国政府によって二人は会うことが出来ないと指摘しています。

人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、弾圧の初期に逃げ出した多くの親たちは子供と再会できないと報告しています。

(参考)Forbes 2021/03/19

中国政府はこうした新疆ウイグルの問題を人権問題ではなく、暴力的なテロリズム、過激化、分離主義への対抗措置だとしています。

中国メディアはこうしたフェイクニュースはCNNの得意技だとして痛烈に批判しています。


CNN取材班は身分を偽ってウイグルの家族と接触したと主張しています。

CNNは報道で、母親は失踪した後、強制的に教育訓練センターに送られたとしています。

しかし中国側の主張は異なっていて、母親は民族憎悪を煽ったため投獄されたとしています。

また、父親がこの5年間、家族に連絡をしていないことを指摘し、子供を愛しているはずの父親としては不自然だと主張しています。

最近CNNが中国によるジェノサイドを告発していることに対しては、中国側は悪意のある報道は一貫して無視するとしているようです。

中国と欧米メディアは強制労働や綿製品を巡って対立を続けています。


編集所感

今回の概要!

  1. 嘘で塗り固めてあるのか?
  2. 中国依存している綿花
  3. 中国政府の反論に対する疑念
(ゆ)新疆ウイグル自治区の問題について、中国政府が過度に慌てるくらいだから何か問題が起きていることは容易に想像できます。

また、こうして中国メディアがフェイクニュースだと騒ぐ辺り、これまであった中国への疑惑と一致しています。

そうは言っても欧米メディアの報道がどこまで正確なものかはわたしたちは知ることはできません。

ウイグルの問題に関しては多角的な情報から分析することが非常に難しいからです。

欧米メディアが常に正しいと無条件に考えるのは良いとは思いません。

ただ、これまでの様々な報道に関して中国メディアと比べれば自由で信用性が高いことは間違いありませんが・・・。

なので新疆ウイグルの問題はわたしはどちらかというと慎重に扱っています。中国の態度に大きな疑念と不信を抱きつつ。

中国政府や中国メディアはいつも次のような主張をしています。

強制労働の事実がないことは、多くのイスラム諸国の大使らが当然のように知っていると。

これは彼らをウイグル自治区に招待し、平和な状況を目の当たりにしたからだというのです。

同様にEUの特使を招待しているものの、彼らは一切応じていない。それなのに批判するのは不当だとしているわけです。

こうした見学会を嘘で塗り固めるのは難しいことではないでしょう。わざわざ恥部を見せる国なんてどこにもない。

なので良く見せることは批判しませんが、必ずしも現実を映していないため、それだけを鵜呑みにするのはどうかと思う。

だってこうしたところは政府が最も操作しやすい部分だから。なのでEUの特使が訪問しないというのも理解はできます。

一連のウイグルへの疑惑の中で、綿製品の問題も浮上しています。

最近ではH&MAmazon取り扱わないと主張して、中国側からの大きな反発を招きました。

Amazonに関してはまだ色々抜け道があると中国の関係者は話しているようですけどね。

強制労働との関連性が疑われるという段階でここまで大げさな対応をするのはどうかと考える一方で、わたしは別の見方をしています。

中国メディア曰く、ウイグル自治区の綿花生産量は莫大で、農民の半数以上がこれに関わっていると言います。

新疆ウイグルの綿花を買うことが彼らへの支援となっているかどうかはさておいて、世界はこのウイグルの綿花に依存しているそうです。

中国は確か、世界を中国に依存させることを目標にしていました。それを考えれば、ここへの過度な依存は早々に避けるべきです。

そういった点からは今回各企業が行っている、ウイグルの綿花購入停止は良い方向に進んでいると言えますね。

先日の報道では、ウイグルへの大量虐殺があったという米国政府の主張に対して中国政府が「世紀のおおうそ」だと言っているようです。

ああ、そういう風に言う。まあ、中国が大量虐殺の定義をどこにおくかはさておいたとして・・・。

中国政府が隠し続けているありとあらゆる不都合。

抗日戦争、大躍進の失敗、文化大革命、天安門事件、チベット弾圧についてはどうなのかな?これらに対しても同じ事を言う?

それを聞いてみたいですね。誰が歴史修正主義で誰が事実を歪曲し隠ぺいしているのか。一つ一つ答えて欲しい。

そして中国共産党政府がどういう体質なのか、国民に対して明らかにすべきだと思う。

国内外に対して都合良く事実を隠し続ける体質。それを含めてわたしたちはあなたを糾弾し続けてるんですよ!まあ知っててこうやってるんだろうけど。

お〆め

(し)CNNの話ってどうなんだろうね。お父さん連絡しなかったっていうけど、連絡したら捕まってたかな?

(ゆ)中国で音声通信がどのくらい監視されているか分からないけど、少なくとも逃亡者の家族の通話くらいは監視してるだろうね。

(し)じゃあやっぱり連絡できないんだ。

(ゆ)CNNによると、撮影中もおじいさんがウイグル語で色々指示を出していたらしいよ。家族を守ろうと。

(し)へぇ、そんなこともあったんだ。どんなこと言ってた?

(ゆ)母親が職業訓練センターにいると言うなとか、家に居ると言えとか。

(し)その母親ってその訓練センターにいるの?

(ゆ)中国側の発表によると民族憎悪の罪で投獄だって。その後センターに送られたかどうかは明らかにしていないけど。

(し)あ、さっきもそう言ってたね。それにしてもあやしいよね、中国って。

(ゆ)うん。情報公開しないからこうなるのに、できないからしないんだよね。あまりにも不都合な事実がそこら中に転がっているから。

(し)ところで虐殺って実際にあったの?

(ゆ)これ、虐殺という言葉だけ聞くと色々な勘違いが起こるんだけど、厳密には国連のジェノサイド条約に違反しているかどうかなんだよ。

(し)えっ?じゃあ虐殺してなくても虐殺ってことになるってこと?

(ゆ)そういうこと。例えば今回問題になっているのは、保護されるべき集団の子供を強制的に他の集団に移すこと。
集団の破壊を意図している場合はジェノサイド行為にあたるとされていて、欧米メディアや人権団体はこれを指摘してるんだよ。

(し)えっと、子供が強制移住させられたっていうこと?

(ゆ)指摘によれば、ウイグルで親元から引き離されて国営の寄宿舎に入れられた子供の数が3年間で急増したって話なんだよね。

(し)えっ?それって情報源は?

(ゆ)中国教育部の計画文書らしいんだよ。公式のね。中国としてはこれも真っ当な教育機関だと言うんだけど、欧米では監禁するための孤児院だとしてるね。

(し)そこで普通に勉強するの?

(ゆ)ウイグルの言葉や文化抜きで、別の意味で中国人に仕立てあげようとしているんだよ。幼少期の頃からの教育で。

(し)えーっ?じゃあネットの変な人みたいなのが増えるの?

(ゆ)少なくとも自分たちの民族アイデンティティは綺麗さっぱりなくなるだろうね。

(し)そんなことしてどうするの?

(ゆ)一つの中国、祖国統一により近づけるんだよ。統一に反対する人が反逆者だと考える思想を植え付けてね。

(し)じゃあウイグル自治区なくなっちゃう?

(ゆ)有名無実化を狙ってるんだよ。内モンゴルでもモンゴル語での教育を止めるとして反発を浴びてたね。

(し)なんか世界征服戦略みたいだね。

(ゆ)内部的にはそうだし、国外に対してもお金をばらまいて中国中心の社会を作ろうとしているよ。

(し)うわっ、これって関わらない方がいいんじゃない?

(ゆ)ただ、純粋にお金が欲しい国はそれにたかってるんだけどね・・・。

そして・・・しらゆきさんとうつっこ

(し)ゆるりん最近ものすごく暗かったよね。うつっこ!

(ゆ)仕事でうまくいかなかったのと、いろいろ忙しくて本当に疲れちゃったよ。動画も全然手を付けられなかったし・・・。

(し)でも気分が落ち込むときってあるよね。
例えば仕事で追い込まれたときとか。頭の中がぐつぐつしてくるよね。やってもやっても追いつかない~って余計あせるの。

(ゆ)わたしは頭の右側がきゅーってなる。

(し)そんなとき、わたしお風呂屋さんに行くんだー。お風呂屋さんでポケーっとしてると、たいしたことなくない?って思えちゃう。

(ゆ)しらゆきさんってたまにポーっとしてるよね。ヤバイくらい。

(し)一時的なリラックスだよ。人前ではやらないけど、ポーっとするときに全身の力をゼロにして口もぽかっと開けるとさらにリラックスできるよ。
でもまたすぐ現実に戻っちゃうんだけどね。

(ゆ)ただそういうスイッチの切り替えって必要だと思う。そうしないとドツボにはまっちゃうからね。

(し)うつっこになるまで我慢する必要ないと思うんだよね。

(ゆ)そうだね。そう思うよ。

(し)この前NHKのドラマでパワハラの話やってたんだけど、ホラーのように怖かったよね。

(ゆ)観たよ。途中で怖くなった。

(し)どうしてそんな会社辞めないの?って見てるほうは思うけど本人は「自分ができないから叱られるんだ。もっとがんばらなきゃだめだ」って思って壊れちゃうんだよね。

(ゆ)ははっ、わたしもそっち系かも。前ひどい職場にいた時はやめさせてもらったけど。今だと確実に問題になるくらいのパワハラだったよ。

(し)わたしの会社に給料たくさんもらってるお偉い上司がいっぱいいるけど、意外とみなさん仕事してないよ。
それを見るとなんだかほっとする。わたしもそんなにがんばりすぎなくていいかって。ふふふっ。

(ゆ)わたしはダメだね。仕事か勉強どっちかをしてないと落ち着かないね。読みたい本もあるし、やりたいこともたくさんあるんだぁ。

(し)でもみんなゆるりんに会えるのを待ってるから、早く元気出してね!

(ゆ)ありがとう。わたし、全然ネット人間じゃなかったけど、最近こうやってネットの皆さんにたくさん励まされてるって感じてるよ。

(し)動画で話してるときはなんかイキイキしてるよね。好きなことやってればいいんじゃないの。

(ゆ)うん。でも責任は果たさなきゃなんだ。今度しっかり叱られてスッキリしてきます。

(し)大丈夫かな・・・?

お笑い東亜研究会

YouTubeチャンネル「お笑い東亜研究会」のブログサイトです。 ここではチャンネルに掲載された動画の他に、動画投稿されていないオリジナルのコンテンツも提供していく予定です。(あくまで予定です) そのうち記事が増えていくと思いますので、期待して待っていて下さい。 しらゆき(左)と、ゆるりん(右)の2人でお届けしてまいります。