台湾の即席ワクチン、分かれる評価!台湾のワクチン事情

#0313 台湾の即席ワクチン、分かれる評価!台湾のワクチン事情


(ゆ)台湾政府は第三相臨床試験が完了していない国産ワクチンの接種を開始しました。
蔡英文総統がライブ中継で接種して安全性をアピールするなどしています。
しかし開始4日間で3人が死亡するなど、安全性への不安は拭えません・・・。

今回の3行まとめ!

  1. 台湾国産ワクチン接種開始!
  2. 一体どれほど安全?
  3. データだけ見ると・・・
(し)台湾では国内企業メディジェンが開発したワクチンの接種が始まりましたが、第3相臨床試験が終了していないことから安全性への懸念が報じられています。

この緊急使用承認されたワクチンは8月23日から接種が開始され、蔡英文総統が自ら接種の過程をFacebookでライブ配信して安全性をアピールしました。


メディジェン製ワクチンは米国のノババックス製と同じタイプの組み替えタンパク質ワクチンだということです。

メーカーは安全性が非常に高く、重篤な副反応もほとんど出ないと会見で述べています。

しかし接種が開始されると、ショック反応で失神や意識喪失したという報道が出て、危険なのではないかという憶測が拡がっています。


また、有名なオンラインコラムニストが接種の翌日に死亡するなど、3日で4件の関連死疑いがあることから不安も拡がっています。

台湾ではこれまでCOVAXと日本贈答分などのアストラゼネカ製とモデルナ製が使用されていますが、安全性はそれらよりも高いとしています。

ネット上で不安の声が高まる一方で、こうした過度な反応は反知性的であり、国家のためにならないという反論も見られます。


台湾CDCはこれまでの副反応や死亡件数データを開示し、メディジェン製ワクチンの安全性をアピールしています。


仮に今回の死亡例がワクチン接種によるものだとしても、死亡率はアストラゼネカやモデルナよりも低いと示しています。

編集所感

今回の概要!

  1. 何を信じましょう?
  2. 手法はどっちも同じ
  3. スプートニクV並みの信頼性
(ゆ)新型コロナウイルスのワクチンに対して懐疑的な考えを持つのは当然の反応だと思いますし、接種しないという選択をするのも自由だと思います。

その考えに至る経緯は人それぞれで、非科学的なワクチン脅威論に巻き込まれて決断を下した人。

様々なデータや考察、自身の体調や将来的なリスクなどを深く検討した上で決断を下した人など多種多様でしょう。

一方で主要メディアではワクチン接種が答えのような報道が前面に出ていて、バランスの取れた報道とは言い難いと思います。

ワクチン接種に否定的な人を誤情報によってそう考えている人たちと一括りにするのはどうかと思います。そんな傾向ない?メディアって。

データを見れば効果がないということは言えないと思いますが、危険性についての報道は不公平なくらい少ないですね。

一方で感染した場合のリスクについては過剰なくらい報道されていて、こちらこそ過度な不安を撒き散らしているのではないかと思います。

それによって世論が形成され、ある程度政策にも影響を与えていると思いますけどね。

わたしたちがアクセスできるデータが限られていて、接種の結論を出すには十分とは言えないですが、その中で一人一人が判断すればよいかと思います。

何を信じるもどういう判断をするかも、どんな圧力があろうとも最終的には個人が決めること、ではないでしょうか。

そういう状況を考えれば、人に自分の考えを強引に押しつけるようなやり方はどうかと思います。賛成にしろ反対にしろ。

特に企業としては方針を出すのは構いませんが、過度な圧力をかけたり、酷い場合は解雇同然の措置をとるというのは行き過ぎです。

まあ、企業というのは数字で物事を考える傾向がありますから、感染で受ける被害よりも接種で受ける被害の方が小さいということだと思います。

別に重篤な副反応が出たとしても企業が補償するわけではないですからね。接種を義務づけて従業員が死亡しても、特別な手当ては出さないでしょう。

結局はどちらのリスクを取ってどちらのリスクを回避するかという話ですよね。今のところどちらを選んでも補償を受ける事はできますよね。

ワクチン接種同意書には、法律によって死亡したり障害が残った場合の補償を受けられますと書いてありますよね。

それを理解した上で接種した人は接種していると思います。えっ?読んでない?まあみなさんあまり読まないですよね、そういうの。

先日日本政府が29人に対して接種と死亡の因果関係を認めましたが、今のところこんな数なんですね・・・。

金で解決するのかと騒いでいる人もいるようですが、予めそうすると提示しているので、嫌ならそのリスクを回避すればよいということ。

どちらの選択をしてもリスクはあるんです。認定されにくいけど一応補償はあります。それを理解してから騒ぎましょう。

死亡率の違いはあるかと思いますが、他の各種予防接種の場合と同じはずです。

台湾も自国産ワクチンに対しての懸念が拡がっています。メディアが過激な見出しで煽るので、不安が拡がっているようですね。

中国メディアはそれを引用して危険なデタラメワクチンだと騒いでいますけど、情報公開しないあなた達の方がよほど恐いですよ・・・。

それと言論の自由がなくて中国産ワクチンを批判できないという環境もね・・・。

中国産ワクチンは安全性が高いんじゃなくて、国内では否定的な発言や報道が一切行われないだけ。この点では医療に対して非常に不真面目と言えます。

さておき、第3相臨床試験が完了せずに緊急使用承認というと、ロシアのスプートニクVと同じですね。

こちらはいまだにWHOやEUで承認されていないので評価が宙ぶらりんですよね。

台湾製ワクチンはパラグアイで第3相臨床試験が進行中で、年内にもその結果が出るとか・・・。

否定的な報道を集約して増幅すれば不安感は増します。コロナの脅威を煽るメディアはこの手法を使っています。

ワクチン接種反対派も同様の手法を使います。やっていることは同じ。台湾も日本も、どこでも同じ。ワクチンもコロナもどちらも同じ。

現時点では誰もどれが答えと言い切れません。数年後でもそうかも。もはや自ら考えて判断するしかありません。どちらを選択してもわたしは批判しません。

お〆め

(し)こういう話を聞くとコロナもワクチンも恐いね。

(ゆ)当然の反応と思う。人間未知のものには恐怖を抱くからね。

(し)ゆるりんもどっちも恐い?

(ゆ)まあね。どっちも恐ろしそうな報道ばかりだから。

(し)台湾のワクチンはどうなの?ヤバそうだよね。

(ゆ)数字云々言っているけど、他よりデータが少ないという意味では不安だよね。人体実験と言われても仕方がないと思う。

(し)あっ、そういうことになるんだ。こわっ!

(ゆ)国内で第3相臨床試験進められないのかな?接種率低いからできそうだけど・・・。

(し)台湾は接種率低いの?

(ゆ)1回接種は40%超だけど、2回接種はまだ3%ちょっとくらいらしいね。


(し)凄くアンバランスだね。大丈夫なのかな?

(ゆ)さあね。海外製はちゃんと供給受けられるのか心配・・・。

(し)国内のは大丈夫なんだ。

(ゆ)まだ始まったばかりだからアレだけど、毎日10万回以上ずつ接種してるみたい。早いよね。

(し)台湾も死んじゃったりしたら補償受けられるの?

(ゆ)ああ、そういう制度あるみたいよ。最大で600万台湾ドルだって。約2,400万円。

(し)日本はいくら?

(ゆ)4,420万円。物価を考えるとどっちがどうなのか分かんないけど・・・。

(し)ちなみに韓国は?

(ゆ)4億4,000万ウォン。日本と同じくらいだね。

(し)数字まで一緒!もしかしてパクっちゃった?

(ゆ)それはわかんない。あ、台湾では接種後に食べたらいいものと良くないものを栄養士が発表してたよ。

(し)えーっ?知りたい!

(ゆ)それが、油物や甘いもの、お酒やたばこを控えて睡眠不足にならないようにして、新鮮な野菜や果物、水、スープ、オメガ3やポリフェノールを摂れだって。


(し)すごーく普通だね。

(ゆ)すごーく普通なんだよ・・・。



(し)台湾のワクチン、大丈夫かな?わたし「しらゆき」のコーナーは最近話題のフェスの話です!🥰
こんな状況で音楽フェスとかやっていますね。大丈夫なのかな?わたしはああいうの苦手で・・・😅あっ、でも一度だけ年末年始のカウントダウンに行ったことがあります!😁

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