2021/04/20

中国北京五輪ボイコットを要求する団体を鼻で笑う中国政府

#182 中国北京五輪ボイコットを要求する団体を鼻で笑う中国政府


(ゆ)北京冬季五輪2022まであと一年となった日、多くの団体が結束し、各国政府に五輪ボイコットを呼びかけています。
これに対して中国政府は無秩序な集団の叫びだとしてこうした動きを批判。
IOCは政治には関わらないという原則の下、こうした抗議活動はその国で解決すべきとして関与を放棄しています。

今回の3行まとめ!

  1. 北京五輪ボイコット運動
  2. 妨害行為と一蹴する中国
  3. IOCは関与しない方針

(し)2022年に北京で開催される冬季オリンピックボイコットするよう180にも及ぶ団体が求めているようです。

(参考)CNN 2021/02/04

開催まであと1年を迎えた日に「チベット、ウイグル、南モンゴル、香港、台湾、中国民主化、人権団体連合」がこうした書簡を提出しました。

彼らによると、「2022年冬季五輪が中国に与えられたのは、全てのウイグル人、チベット人、南モンゴル人、香港人、台湾人、そして中国の民主主義活動家の顔面を叩くものだった」とし

「わたし達の苦しみは国際オリンピック委員会によって完全に却下された」

「今、政府はそれに行動を起こし、ジェノサイドオリンピックボイコットすることで、まともな人間性を示すべきだ」と訴えています。

これに対し中国外交部報道官は「開催を妨害しようとするいくつかの当事者が非常に無責任であることを指摘しなければならない」


「そのような行為は国際社会に支持されず、決して成功しないだろう」としています。

中国政府は相変わらずこうしたグループやそれを支持する団体を無秩序な集団だとしています。

IOCは「各国のオリンピック委員会に五輪開催権を与えることは、IOCがその国の政治構造や社会状況、人権基準に同意することを意味するものではない」と声明を出しています。

また「IOCには主権を持つ国の法律や政治体制を変える権限も能力もない。これは当然のことながら政府と各政府間組織の正当な役割でなければならない」としています。

編集所感

今回の概要!

  1. 五輪とボイコット
  2. 北京五輪で行われそうなプロパガンダ
  3. ボイコットすれば制裁?

(ゆ)わたしはいわゆる五輪ファンでもなんでもないし、IOCみたいな巨大な利権団体を良く思わないので、五輪自体はなくなってもよいと思っています。

そもそも4年に一度だとか、多くの競技を一箇所に集めて2週間で強行するとか土台無茶な話であって、それを継続するのはスポンサー収入のためだという。

五輪は2028年を最後に終わってもいいんじゃないかと思っています。各競技で世界大会やってるんだし必要ないでしょ?

今回中国政府やそれを強力に忖度する中国メディアが「政治は政治、スポーツはスポーツ」と主張していますが、それについても意見したいです。

政治とスポーツを切り離すという発想モスクワとロサンゼルス五輪のボイコット合戦を発端としたものと思われます。

当時のソ連は鉄のカーテンの向こう側でしたから、国内の選手や観客、メディア関係者が安全に帰ってこれるか保障できないという理由もあったのでしょう。

西側諸国は脅威に感じていたようですし、特に米国は異常なまでの拒絶感があったようですので・・・。

スポーツは政治とは関係のない中立なものであるべきで、政治的理由で参加が妨げられてはならないというのがIOCの名目です。

アスリートが積み重ねてきた努力を政治が踏みにじってはならないということだと思いますが、それは果たして誰のためなのか・・・。

ただ単に参加国が減るとスポンサー収入に影響するからというIOCの理由ではないでしょうかね・・・。

わたしはこうした考えが、スポーツ選手は競技に専念し、他の余計なことを考えるべきではないという誤った認識を植え付けかねないように思います。

プロテニスの大坂なおみ選手が、米国の人種問題に抗議して様々な発言や行動を行い賛否を巻き起こしましたが、わたしは別にいいんじゃないかと思います。

これについては長くなるので今回はここまでにしておきます。

五輪に話を戻して、五輪が平和のためのスポーツの祭典であるならば、各地で民族独立や人権を求めるデモが勃発する中国はふさわしくないと思います。

一般市民が拘束されて社会から抹殺されたりしていますからね。単なる抗議デモの多い国ではないわけです。

IOCとしては、特に冬季は開催候補がなくて困ってるし、開催されなければ収入も得られなくなってしまう。良く言えばスポーツ振興の歯車が狂う。

そこに資本力のある中国が手を挙げて一都市で開催可能と言ったので、そちらに風が向いたということです。国内事情が明らかな嘘で塗り固められているにもかかわらず・・・。

平和と収益。一体どちらが優先されているんでしょうね・・・。

それを全て五輪を目指してきた選手達のため、と言えば聞こえは良いですが、様々な権利のために命を賭けて戦っている人たちが無視されるというのもね。

まあ、でも中国はやるんですよ。無理矢理ウイグルやモンゴル、チベット出身の代表選手を仕立て上げて、一つの中国アピールとかを。

また気持ちの悪い開会式やりますよ!反吐が出ますね。鳥肌がたちますよ。

スポーツは語源の通り、娯楽から生まれたものです。それがビジネス化して今や職業ともなっていますが、本質は平和な状態がなければ成り立たないです。

遠目から見れば中国は平穏かもしれませんが、IOCがそれを鵜呑みにしてのうのうとこんな大会を開くというのもどうかと思います。

それを言うとロシアのソチ五輪も同じか・・・。

もう一つ気になるのは中国政府忖度メディアの主張。これがまたひどい。

「中国はスポーツと経済の大国であり、政治的な影響力も大きくなっている。」

「もし過激派勢力に煽られて北京五輪をボイコットするような具体的な行動を取る国があれば、中国は間違いなく猛烈な報復をするだろう。」

中国は確かにそのための資源と手段を持っている。

これは環球時報英語版Global Timesの社評ですが、何この脅し文句?これが開催にふさわしい国なんでしょうかね・・・。

これこそスポーツと政治を混同していると言えるのではないでしょうか・・・。

お〆め

(し)前回は平昌でしたよね?近くでやるんですね。

(ゆ)他の開催地は一都市単独開催が難しいとか、財政上の懸念があったとかで落選したようですね。

(し)北京の次はどこ?

(ゆ)イタリアのミラノとコルティナダンペッツォという2つの都市の共同開催だって。

(し)そうなんだ。

(ゆ)しらゆきさんは五輪は楽しみ?

(し)えっ?全然楽しみじゃないよ。

(ゆ)あれ?前は観るとかいってなかったっけ?

(し)冬の方が観るかな。ほら、ジャンプとかモーグルとかあるから。

(ゆ)ああいう飛ぶ系ね。なんか大きなジャンプ台でくるくる回るのとかあるよね。

(し)うん。多分そういうのが好きなんだと思う。かっこいいよね。

(ゆ)わたしはダイジェストとかをチラって観るだけでいいや。やってるなーって感じで。

今度の北京五輪は北京じゃなくて、隣の市でやるらしいよ。

(し)そうなんだ。でも東京ディズニーランドも東京じゃないしね。

(ゆ)まあね。中国も北京で夏冬両方やったって宣伝したいだけなんだろうね。
実際行われる都市の名前、誰も知らないし

(し)東京ディズニーランドは・・・浦安。

(ゆ)あ、そうだね。あの、成人式のニュースでやってるもんね。
北京五輪は米国が新疆の状況をジェノサイドと認定したから、ネットではジェノサイドオリンピックなんて呼ばれ始めたよ。

(し)なんかバトルロワイヤルみたいだね。

(ゆ)まあ、結局としてはつつがなく行われると思うけどね。ある意味中国の政治ショーに使われるね。

(し)でもボイコットとかないよね。

(ゆ)うーん、状況によるね。米中の対立が深まれば米国はボイコットするかもしれないし、賛同する国も出てくるかもしれない。

(し)日本はしないでしょ?

(ゆ)しないだろうね。よっぽど米国が圧力をかけてこない限り・・・。

(し)じゃあよっぽど圧力かけてきたらボイコットするってこと?

(ゆ)それでもしないかな。まあ日本は日本で決めればいい。
でも、真の問題は情報公開が少なすぎて真実が見えてこないこと。これも中国政府の責任なんだけどね。

(し)やっぱり都合が悪いから?

(ゆ)そうだと思うよ。情報公開にはかなりの及び腰だからね。あの人達は・・・。

(し)ややこしいね・・・。

そして・・・しらゆきさんの登山体験談

(し)わたしね、小さい頃家族で毎年夏に登山してたの。

(ゆ)登山?わたしも家のすぐ近くの山に子供の頃はしょっちゅう登ってたけど。

(し)そういう裏山レベルじゃなくて、2,000m級の山。ちゃんとした登山だよ。

(ゆ)どのくらいの高さかしらないけど、近くの島にある山にも登ったことあるよ。小学校の頃。

(し)そういうのじゃないんだって。4時間くらいかけて登って、登山者用の宿泊施設に泊まって次の日帰るって感じ。

(ゆ)えっ?小さい頃に?

(し)小学校から中学生のときまで毎年行ってたなー。

(ゆ)大変そうだね。

(し)すれ違う人がみんな「こんにちはー」って挨拶してくれるの。なんかなつかしいー!

(ゆ)あ、ご先祖さまのお墓がある山もそんな感じだったよ。

(し)うん、だからそういう小さい山じゃないんだって!

(ゆ)そんなすごそうな山、小学生でも登れるんだ。大変じゃない?

(し)いや、山道を歩くの楽しかったよ!でもね、ある年の夏にいつもと同じ山に登ったときにね、突然大雨が降ってきて登山道に雨水が流れ始めたの。

それがだんだん川になってきて、泥水の激流になったの。

父親に「その岩につかまってろー」とか言われて必死で流されないように岩にしがみついてた。中学生にして「死ぬかも」って思ったよ。

(ゆ)えっ?それ本当に死ぬパターンってこと?

(し)そう。登山慣れしている両親もさすがに恐怖を覚えたらしく、その年以降、夏が来ても登山の話はなくなったよ。

(ゆ)下手したらニュースだよね。捜索隊出たりして。

(し)でね、私が社会人になってから、会社の登山好きな人たちと一緒に富士山にも登ったんだよ。

(ゆ)わたしは近寄ったこともないよ。

(し)中学まで毎年登山してたから、富士山も平気!と思って、誘われたとき「行きます!」って返事してた。

(ゆ)その流れはまさか・・・。

(し)途中でもう無理って脱落する人も数人いたけど私は頂上まで登ったよ。

(ゆ)なんだ。高山病で苦しんだりとかかと思った。

(し)でも昔登っていた山とはなんか違ったなー。頂上が最初から見えているのに、何時間歩いても着かないの。草木もない砂利道をずっと歩く感じ。

(ゆ)富士山って岩山っぽいってこと?

(し)そう。それでね、ここからが大変。

頂上について、ハイポーズって記念写真撮ったあと、急に頭痛と吐き気がすごくて、どうやら高山病になったみたいだったの。

(ゆ)やっぱりなってるじゃん!!

(し)周りの人に荷物全部持ってもらって、ふらふらになって下りてきたんだけど、これもまた死ぬんじゃないかと思ったよ。

(ゆ)余裕ぶって素人丸出しだったわけね。

(し)なんか厳しいなぁ・・・。
とにかく山登りは命がけ。甘く見たら痛い目にあうよ!

(ゆ)大丈夫。わたしは行かないから!!