#0251 韓国企業はミャンマー軍支援をやめて下さい!Twitterで呼びかけ!#POSCO_StopSupportingSAC
これは半年以上前から批判されていましたが、韓国企業はなかなか対応していません。
周囲に押されるようにしてしぶしぶ対応していますが、まだ不十分だとされています。
今回の3行まとめ!
- POSCOに対する痛烈批判!
- 軍の金脈、ガス田事業
- 追放されれば全てを失う!
その中で、韓国企業を名指しして批判する垂れ幕やボードも見られます。Twitterでは#POSCO_StopSupportingSACというタグで訴えています。
SAC (State Administrative Council) とはミャンマー軍が独自に作り上げた国家統治評議会のことで、クーデター以降の国家最高指導機関です。
デモ隊は、韓国の巨大鉄鋼企業POSCOがクーデター以降も軍部政権に対して経済的利益を与えていると批判しています。
POSCOはこの状況を鑑みて、4月16日にミャンマー法人と軍部が所有するMEHLとの関係を終了すると発表。
(参考)POSCO 2021/04/16
しかし現時点では関係終了について何の進展もなく、依然としてガス田事業の収益が軍に渡ることになるようです。
同様にデモ隊から批判を浴びていた国際企業トタルとシェブロンは、合弁事業の株主総会で現金配分の停止を決議したと発表しています。
POSCOはこうした流れに完全に乗り遅れることで、欧米社会からも批判を浴びています。
POSCOはミャンマーから中国へのパイプラインの収益配当を中止すると発表しましたが、まだ対応は不十分で依然として軍にお金が流れると指摘されています。
POSCOしてはこのままでは巨額投資を行って得た現在のミャンマーでの立場を全てを失いかねないことから、慎重に対応をしています。
編集所感
今回の概要!
- ミャンマーポスコのこれまで
- 軍との関係?あるでしょ!
- 圧迫を受けてしぶしぶ対応・・・
財閥の統廃合というか、解体された財閥から一部事業を買ってなどということが色々ありますからね。
POSCOはミャンマーに複数の現地企業がありますが、ガス田で問題となっているのは商社であるPOSCOインターナショナル。
こちらは旧大宇インターナショナルで、大宇グループ解体後の2002年にミャンマー海上でガス田の発掘作業を行っていました。
2010年にはポスコグループに売却されましたがこの事業は続けられ、2014年から本格的に利益を上げているという事です。
軍との関係性は昨年9月に人権団体アムネスティなどで指摘をされていて、ミャンマー市民からも軍の資金源になっていると指摘されています
そう、POSCOへの糾弾はこのクーデターが始まる以前から指摘されていましたが、特に対応は行っていなかったわけです。
一方で韓国の一部メディアからは、POSCOは軍と関係がないなどと反論が展開されていますが、怪しい点も色々見つかっています。
(参考)ソウル経済 2021/03/23
過去にPOSCOインターナショナルはミャンマー海軍に対して軍艦を輸出しようとして、防衛事業庁に保留されたとMBCは報じています。
(参考)MBC 2021/04/16
最終的には揚陸船ではなく、民間使用の多目的支援船として書類を整えて輸出したそうですね。
同じ船をインドネシア海軍には上陸支援船として輸出していたそうですね。
ある種、POSCOにとっては政治的背景はどうでもよくて、あくまでビジネスとして、ということなのでしょう。倫理観問われかねないですが・・・。
そもそも最初にガス田開発に着手した2000年代も軍事政権下でしたからね。韓国企業にはそういうのはあまり関係ないようです。
とはいえクーデターでミャンマー軍が市民に攻撃を加え始めると、韓国政府はミャンマー軍への軍需品輸出を停止しています。
ミャンマー軍支援自体が国際的な批判を浴びることになるという世論を意識してでしょうね。
そうなるとPOSCOもこれまでのようなあくまでビジネスという態度を貫けなくなったのでしょうね。
4月16日に声明を出して、軍との関係を終了させる方向で動くとしています。要するに何かしらの利益供与関係にあったということです。
他の国際的なガス田開発企業は、POSCOに先だって現金支払いの停止を発表しました。
POSCOは対応が後手後手になりましたが、中国向けパイプラインの配当金支払いを停止すると発表。
あ、そんなものがあるんだ、とふと思いましたが、これはひょっとしたら文在寅大統領の中国の夢の一部なのかもしれません。
政治体制がどうあれ、このガス田事業はミャンマーを支援してきたということです。軍所有企業を通じてね。
韓国の一部メディアはMEHLを国営と主張して擁護していますが、これは誤りで民主連盟政権時に民営化して国家予算から切り離し、今も軍所有の企業です。
今回は市民の殺傷もあいまって軍部への批判が高まり、今までどおりの付き合いではダメだということですね。
企業としては利益より人権優先と言いたいところだけど言えないという現実があるのでしょう。
まあ、人権については韓国政府も中国さまに配慮して曖昧な態度しかとっていませんからね。
相手が軍所有の企業なだけにタチが悪い。しかし軍部の顔色をうかがえば世間から非難され、契約不履行となれば追放されかねない。
非常に難しい判断を迫られているわけです。トタルやシェブロンは多少ごねたけどあっさり引きましたけどね。まあ彼らはスーパーメジャーだし・・・。
POSCOは鉄鋼なんかでも軍所有企業との取引があって、こちらも問題ありと指摘されています。一部では対応していたりしなかったり。
思い切って欧米は欧米、韓国は韓国みたいな態度を示すことができればいいんでしょうが、今は運良くこの状況が終わるのを祈りつつ対応を遅らせているように見えます。
皆さんならどう判断しますかね。巨額な利益をあきらめてでも建前的に人権蹂躙に反対するか、ビジネスと割り切って事業を継続するか。
POSCOはまごまごしながらも制裁が恐くて人権重視かな?みたいな曖昧な態度を取って呆れられていますが・・・。
お〆め
それで、モンゴルって言うと、動物に乗ってるイメージだよね。
あつまれ!しらゆき姫のてんこ森
第80話 しらゆきさんと夜のルーティン
それで、いつも夜12時過ぎても明かりがついている部屋が真っ暗だったりすると、あれ?こんな時間までおでかけかな。それとも体調悪くて早めに寝ちゃったのかな。なんて勝手に心配しちゃったりするよね。
私の毎晩のチェックによるとね、平日だけじゃなくて土曜日も夜中まで電気ついてるんだよ!月に1回は日曜日もついてる!
そのあとネット検索したら、どうやらデザイン系の会社っぽいよ。