#0262 韓国サムスン電子など試験成績偽造で販売中止処分!日本のあの企業の名前も!!
対象製品は適合性評価取消しとなり、回収が行われることになるようです。
各企業は被害者ですが、政府は管理監督義務があるとして行政処分に踏み切りました。
今回の3行まとめ!
- 韓国で大規模な商品回収事態!
- 偽造された試験成績書・・・
- サムスン以外の有名メーカーも!
報道資料によると、国内外378の企業が提出した1696件に対し、適合性評価を取り消すという事です。
流通段階にあるものに関しては回収。販売された者は購入者に告知し、不適合なものは回収するとしています。
これは実質上販売中止、回収処分にあたり、混乱が生じると予測されます。
今回の措置は、試験成績書が韓国政府指定の試験機関以外で発行されたものを、米国政府指定機関で発行されたように偽造されたものが対象ということです。
実際に試験が行われたのは中国広東省東莞市にある同じ試験機関の別地域施設だったことが分かっています。
韓国の電波法により、指定された機関で適合性評価を受けていないものは電波法違反に該当するとのことです。
処分対象の企業にはサムスン電子やファーウェイ、ドローンメーカーとして知られる中国のDJIなどが違反件数上位に挙げられています。
その他世界に名だたるメーカーも含まれていますが、企業側がこれに関与したものではないということです。
しかしながら管理責任は各企業にあるため、このような厳しい処分を科したと説明しています。
対象企業は2ヶ月以内に回収及び業務処理手順改善計画を提示し、1年以内に履行結果を報告しなければならないようです。
編集所感
今回の概要!
- これから拡がりそうな回収騒ぎ!
- 韓国、中国、日本や欧米メーカーも
- 犯人は一体誰だ!?
恐らくそれほど厳密ではなくて、外国人旅行客がスマートフォンを使っているとしょっぴかれるなんてことはないと思います。
とはいえ、電波は公共のものですから、勝手に変な電波を出すことはけしからんということで、色々と細かいんだと思いますね。
こういうところを厳密にやらないと、国防にも関わってくるからということでしょうね。恐らく。
さてさて、今回の一件は各企業にとって大変なことになってしまいました。回収しなくちゃならないなんて、大損失ですね・・・。
サムスン電子はワイヤレススピーカーなどとあり、違反件数が23件なので、多岐の商品に渡るのではないかと思います。これを全部回収って。
もっと大変でユーザにも迷惑をかけそうなのがハイケービジョンという中国の監視機器メーカー。違反件数224件!
恐らくハイケービジョンの監視カメラシステムは韓国でも大きなシェアを占めているでしょうから、回収となるととんでもない事態でしょう。
うーん、今のところ企業からリリースは出てないようですね。これは大変そうだ。
SZ JDI Osmoはドローンやスマートフォンジンバル、あ、手ぶれを防ぐようなスタビライザーのことですが、等で有名なのでご存知の方もいるかと。
個人や企業向けに韓国でも幅広く販売されているでしょうから、こちらも大変なことになりますね。
あ、どの企業もそのうちホームページなどで回収に関する情報が掲載されるかと思います。個別連絡しろと言われてるけど、こういうのは無理でしょ。
中国企業が大半で、ファーウェイや韓国レノボなどがありますが、その他にもわたしの知る有名企業もいくつか含まれていました。
韓国企業もたくさんありますが、現代AVCって現代グループでしょうね。楽器やオーディオなんかを扱っているところ。
サムスンIPはVR機器を扱っているようですね。財閥系はそれくらいしかないので後はわからないや。
日本企業だとエレコムですね。コンピュータ周辺機器や消耗品などを扱っている会社で、ワイヤレスヘッドフォンが問題となりました。中国で作ってるんでしょうね・・・。
Ciscoは今イメージCM打ってますけど巨大な通信機器メーカー。NETGEARも巨大通信機器メーカーですね。
ウエスタンデジタルのメモリーカードリーダー、BenQのモニタ、わたしも1台使ってるけど。他にはAnker、ハーマン、BOE。BOEは中国のテレビメーカー。
AcerやRazer、ADATAといったところですね。FEITIAN、これは日本語だと飛天ですが、セキュリティ機器メーカー。好きじゃないけど。
さてさて、責任は全てメーカーが負わされることになったのですが、これは一体誰が悪いんでしょうね?
ちなみに指定検査機関というのは米国カリフォルニアにあるベイエリア適合研究所、BACLというところで、中国や台湾にも施設があるとか。
そのうち米韓相互認定協定ではカリフォルニアの機関だけが公式試験と試験成績書を発行できるという事です。
ひょっとしたらこの研究所が、中国で作ったものは中国で試験すればいいやと雑な手続きを行ったのかもしれません。ちょっとこれについては分からない。
ただ、韓国側としては米国商務省傘下の国立研究所である国立標準技術研究所(NIST)に協力を依頼して調べているので、紛れもない事実のようです。
今のところ海外では全く話題になっていないので、研究所内の問題ということではなさそうですが、これについては後々分かることでしょう。
韓国政府は取りあえず国内向けの措置を行いましたが、これってひょっとしたらグローバルな問題なんじゃないでしょうか・・・。
この中国にある研究所が韓国向けだけに偽造を行ったと考えるのは極めて難しいでしょう。
でもどうするんだろうね。韓国政府としてもこのままでいいのか、他の国も同様の被害があってこのBACLの信頼は失墜するのでしょうか。
韓国政府のお手柄かもしれないし、米国が発見是正すべき問題だったかもしれない。今後の関連報道に注目ですね。
お〆め
今回は習い事のお話。タイ料理専門の料理教室に通っていたんです。料理教室というより、料理を作ってみんなで食べる会だったかなぁ?😋
あつまれ!しらゆき姫のてんこ森
第091話 しらゆきさんとフェードアウトした料理教室
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