中国ネット地方政府を徹底批判!先祖への敬意踏みにじるな!

#0312 中国ネット地方政府を徹底批判!先祖への敬意踏みにじるな!


(ゆ)中国山西省地方政府は、葬儀と埋葬に関する規則の大改革草案を発表しました。
これには悪しき習慣を排除するとして、これまで行われてきた慣例の禁止などが含まれています。
草案に対して市民の意見を幅広く募るとしていますが、早速批判の声が集中しています。

今回の3行まとめ!

  1. 葬儀関連規則の改訂
  2. 市民から意見を募集
  3. 政府による伝統破壊という批判
(し)中国山西省政府は、山西省の葬儀および埋葬に関する管理規則の草案を公開し、市民から意見を集約すると発表しました。


全7章、46条からなる非常に長いものですが、目的としては「葬儀・埋葬の管理を強化し、改革を進め、サービスのニーズに応える

社会主義精神文明・生態文明(?)の構築を推進するための新しい規則を省の実情と組み合わせて策定する」としています。

一言で言えば「非合理的な悪習慣を排除し、環境に配慮し、文明化された新しい葬儀のスタイルを確立する」ということです。

具体的には葬儀施設や埋葬施設を地方政府が管理し、これまでのように勝手な施設の建設や埋葬などができなくなります。


区画外の既存の墓地については、原則として移動または深く埋められることとなるようです。

また、規格外の大きな墓地の建設や販売の禁止、墓地などの指摘販売、譲渡、投機なども禁止されます。

最も議論となっているのは葬儀用品の製造販売の管理強化で、人型の紙、馬、家、紙のお金など封建的な迷信に基づく用品の製造・販売が禁止されることです。

森林や草原近辺では花火の打ち上げや爆竹、ろうそく、紙類など葬儀用品の燃焼も禁止と定めています。

また、違法な墓地の販売に対しては収入の2倍から3倍の罰金を科すとしています。

こうした規則改正の中で、特に伝統的な風習を廃止することに対してはネットで反対意見が多く飛び交っているようです。


編集所感

今回の概要!

  1. 予想通りの反発?
  2. 本当の狙い
  3. 予行演習とバックアッププラン
(ゆ)あくまで山西省という一地方政府の話であって、中国本土全体という話ではありません。まずここをお間違えのないように。

根本的には葬儀や埋葬に関する制度がこれまで整備されてこなかったので、ようやく新たな規則を設けるということ。

長年手をつけてこなかったせいもあり、大がかりになるので上から押しつけず、一応市民から意見を募るというものです。

民主的といえば民主的ですが、それだけ大きな反発を想定しているのでしょうね。

じゃあ反発が大きかったら何かが大きく変わるのかは分かりませんけどね。所詮中国共産党だし。

それで、案の定強烈な反発の声があがっていますね。まあ、これまで1,000年以上続いてきた風習を地方政府の一存で禁止するというのは受け入れがたいでしょうね。

また言い方が「悪しき習慣の排除」ですからね。それだけでも反発を買いますよね・・・。

特に紙を燃やす事に関しては、故人があの世でお金に困らないようにするためという考えがあるようで、その全面禁止への反発は凄いですね。

なんか中には家とか銀行の形の紙を燃やしたりするらしいですし、燃やす用途の偽ドル札やユーロ札なんかも売られていたようです。

これが禁止になる理由も面白くて、二酸化炭素排出や大気汚染を防ぐという名目だそうです。えっ?そこまでやる?って感じがしますけど・・・。

まあ、そんな理由で紙を燃やすのはダメっていうのもね、納得が行かないというのもちょっとわかります。

草地や森林の近くでも禁止にするそうなので、そんなところで何か燃やして火事になることが少なくないのかもしれませんね。

地方政府は、そういったものの代わりに献花など他の方法で故人を悼めば良いだろうと提案していますが、簡単には受け入れられないようです。

個人的には変えてしまえば変わっていくと思いますけどね。でもこれは難しいですね。先祖への敬い方を強制するという事ですから・・・。

近代的、文明的、地球に優しいエコロジーなどといった言葉を盾にして文化の情緒を一撃で葬り去ろうとするあたりはさすが中国共産党、という感じがしますね。

言わんとするところは分かりますけど、お決まりの形を変えたくない中国人の抵抗は激しいと思いますけどね・・・。

市民からの批判が多いといっても、コメントを見る限りではほぼこの燃やす関連部分だけですね。

紹介したように今回の規則改訂は総合的なもので、もっと葬儀や埋葬を近代化というかシステム化することが主な目的のようです。

全体的に野放しだったようですね。特に決まりもなく、それこそ何もかもが旧時代的にというか、管理されずに行われていたようですね。

みんなその辺に勝手に埋めたり、お金持ちが巨大なお墓を作ったりとかしていたようですね。そんなもの作ってどうするんだと思いますけど・・・。

また、墓地の先行投資みたいなものもあるようですね。地価が上がったりするんでしょうか、投機目的で買い占める人もいるようですね。

中国人は何でもビジネスにして、それが行き過ぎて当局が禁止する。よくあるパターンです。

ビジネス的な側面の規制強化は中国では日常茶飯事なので、このビジネスに関わっていた人たちは、また別のビジネスを始めるでしょう。

中国には産業保護もへったくれもないですからね。政府に選ばれなかったらそれで終わり。次を探すしかない。

今回の試みが意味するところは多いと思います。もしこの山西省の試みが上手くいけば全国に波及するかもしれません。

その際には全国的な反発が生まれるかもしれませんので、そこを中央政府がどのように判断するかどうかですね。

もし今回の悪しき慣習の撤廃に失敗すれば、中央政府が指導というかたちで地方政府を叱責し、中央はまた次の手段を考えるでしょう。

こうして中央政府は批判を浴びることなく、上手くいけば民衆の支持を得るんでしょうね。

本心は山西省地方政府と同じく、旧習を破壊して新たな制度を根付かせたいんでしょうけどね・・・。

お〆め

(し)中国ってお金燃やすんだね。何かで見たことあるかも。

(ゆ)わたしもテレビか何かで見たことあるような気がする。台湾だったかな。

(し)台湾も一緒なんだ。

(ゆ)多分本土から渡ってきた人達が流行らせたんだと思うけどね。

(し)あと、泣く人もいるんだよね。

(ゆ)ああ、泣き女ね。話によると中華圏というかアジアでは一般的らしいね。

(し)そうなんだ。じゃあ中国だけじゃないってこと?

(ゆ)らしいよ。そういえば中国では葬儀に人がたくさん集まると良いという話があって、集めるために色々やるらしいよ。

(し)例えばどんな?

(ゆ)今は禁止されちゃったけど、ストリッパーを呼んだりしてたんだって。

(し)それだとおじさんしか来ないんじゃないの?

(ゆ)なんか歌手とかコメディアンとか、何でもあるらしいよ。

(し)なんか騒がしくなりそうだね。変なの。

(ゆ)賑やかなのがいいらしいよ。そこはもう価値観の違いだね。

(し)色々禁止になったら大変だね。

(ゆ)うん。中国人達が受け入れられるかどうかだよね。

(し)お金燃やすのなんか楽しそうだけどね。

(ゆ)それ思った。わたしもちょっとやってみたい。おもちゃでもお金燃やす機会なんてないからね。

(し)でも禁止になるんでしょ?

(ゆ)まだ決まってないみたいだけどね。

(し)これで中国崩壊したりする?

(ゆ)えっ?こんなことで?もしそうなったら歴史の笑いものだけど。

(し)じゃあないってこと?

(ゆ)そりゃあないでしょう。あったら本当に面白いけど・・・。



(し)燃やせるほどお金あったらいいなぁ・・・。わたし「しらゆき」のコーナーは元気な話題です!🥰
タキミカさんって知ってますか?すごい筋肉してるおばあちゃん。CMでも懸垂してますよね!でもわたし、ちょっと秘密を知ってしまったんです!☺

あつまれ!しらゆき姫のてんこ森

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