中国の学校、食べ残し対策で校長が生徒の残飯を食べきる!ネットでは賛否の声

#0323 中国の学校、食べ残し対策で校長が生徒の残飯を食べきる!ネットでは賛否の声


(ゆ)中国では食品の無駄を削減すべく、政府が食品廃棄物防止法という厳しい処罰付きの法律を制定しました。
ある学校では生徒が廃棄しようとした学食を食べる先生の動画がアップされ、話題となっています。
教育者の鏡との声がある一方で、生徒への心理負担衛生面を心配する声も上がっています。

今回の3行まとめ!

  1. 中国の食べ残し禁止法
  2. 食べ残しを食べる校長
  3. 中国ネットの反応と校長のコメント
(し)中国は4月に食品廃棄物防止法という食べ残しをによる食品廃棄物に対する厳しい処罰を含む法律が施行されました。

食べ残しのあったレストランとその利用者に対して罰金を科すというものです。これに関連して大食いのライブ放送も全面禁止となりました。

9月から新学期が始まった中国湖南省永州郡にある中学校で行われた食べ残しを減らす取組が話題となっています。

中国メディア紅網では、最近議論となっている動画を紹介しています。


「学校の食堂では中年の男性がゴミ箱の横に立っていて、大量の残飯をゴミ箱に捨てようとしている学生を見つけると、男性は手に持った箸でそのトレイにある残飯を食べ終える

「時折、トレイに残飯がある学生にも一緒に食べようと勧めている」とし「動画ではその男性は学校の校長だということです」と紹介しています。

ネットユーザーのコメントも紹介し「これこそが教師の仕事であり、模範を示すことである」「この先生は、子どもたちに生き生きとした授業をしてくれた 」と賞賛しています。

一方で「違和感がありちょっとしたショーのように見える」「学生が本当に食べられなくても無理をしてしまうこともある」と否定的なコメントも紹介しています。

新京報はこの王立新校長にインタビューしたところ「言葉よりも手本で教える事が大切」と答えたそうです。


香港メディアSCMPによると、衛生面の懸念については「すべて同じキッチンで作られています。生徒も先生もみんなここで食事をします」


「私は子供たちを自分の子供のように思っているので、私の中で境界線はありません」と話していたようです。

編集所感

今回の概要!

  1. 食べ物に関する悪慣習
  2. 態度で示すというかトラウマ?
  3. そもそもの躾の問題
(ゆ)習近平や最近の中国共産党のやることなすことを全て否定しようというのではありません。この食品廃棄物防止法はある程度理にかなっていますし。

厳密にこの法律がどれほど厳しいかは分からないですが、過度な部分もあると思います。ただ、悪慣習を廃止しようという試みは評価できます。

皆さんの中にはご存知の方もいらっしゃると思いますが、中国では食べきれないほどの料理でもてなすのが礼儀であり、体面を保つ手段とされています。

一つは自分はこれほどの財力があるという見栄という側面もあると思いますし、相手をこれほど歓迎しているという気遣いでもあるんだと思います。

それがすぐ行き過ぎに走ってしまうのが最近急発展した中国の悪いところで、財力を見せつけんばかりにとてつもない無駄をしてしまう人も増えたのでしょう。

中国では人口増加に伴う水や食糧確保の問題も深刻化していて、特にこうした食糧の浪費は悪慣習としかいいようがないのでしょう。

芸能界への規制でも話しましたが、規制と規制逃れのイタチごっこにならないように、数歩先を行く大胆な規制をかけるのが最近の中国政府です。

一切禁止、食堂側からも罰金を取る、としたことで、こうした悪しき慣習は一気に立ち消えていっているのでしょう。

良くも悪くもこうした強権で抑えつけ、文化や伝統も強引に変えてしまうというのが今の中国なのです。

中央政府がこうした動きを見せれば地方政府は当然のごとく従いますし、共産党員もこれに従うしかありません。

今回の校長は中でも意識高い系ということだと思いますね。中央の方針を真に受けて、学校でもこれを定着させなければと必死なのでしょう。

確かにね、校長の言うとおり、言うだけでは説得力は足りないでしょう。

自分の残飯を校長が食べるというトラウマになりそうな光景を目撃すると、今後は食べ残しをしないようにしようと思うでしょうね。見たくないし。

紅網によると「今期の初めから毎日、1日3回食堂で子供たちの食事を食べていて、ビデオの中のあの1回だけではない」とのこと。

その結果「残ったものを食べることで、子どもたちが"無駄にしてはいけない"と感じてくれるように、私がお手本になりました

「今では子どもたちも率先して食堂のスタッフに自分の食べられる量を言ってくれるので、ゴミの量を減らすことができ、特に良いことだ」と言っているようなんですよね。

どうやら効果があったらしいですね。うーん、それはちょっとわかるなぁ・・・。

わたしが中学生だったらわたしの残り物を校長先生が食べるのは本当にトラウマになりそう。まあ、わたしはよほどじゃない限り食べ残ししないけど・・・。

でもどうなんだろう。そもそも家庭での教育に問題があると思う。わたしが子供の頃って家でも食べ残しは許されなかったなぁ。

中国の家庭では甘やかされて育っているようですからね。親の意識が問題の根源にはあると思います。まあ、その親も甘やかされて育ったんでしょうけど。

校長は生徒は家族同然と言ってるけど、いや他人でしょ。わたしはそれほど潔癖症ではないけど、よその子供の食べ残しを食べるのはちょっと厳しいなぁ。

まあ、心のどこかのスイッチをオフにすれば食べられると思うけど、できればそれはやりたくないかな・・・。

この動画に衝撃を受けて、真似をする教員がたくさん出てくればそれはそれで面白いと思います。中国ってすごいって思うかも・・・。

これはなんなんだろう。教育者としての在り方というよりも、何か中国共産党への忠誠心のようにも思えます。

新たな教育の形として定着して、中国文化になったりして。でも世界から嘲笑を受けるでしょうね。それと家庭で躾けろって・・・。

家庭での躾バージョンの動画もちょっと前に流行ったそうですね。新京報で紹介していました。

「ある息子は「どれくらい食べられるか考えてどれくらい取るか考えなさい」という父親のアドバイスを聞かず、色々な食べ物を試したいと言いながらたくさん食べ物を取った」

「結局食べきれずに食べ物をゴミ箱に捨てたが、それを知った父親は食べ物をゴミ箱から取り出して食べてしまった」という内容らしい。

この動画も今回の動画も探せば出てくるんだろうけど、ちょっと探す気が起きないかな。別に見たくないよね。リアルに残飯を食べる姿・・・。

これらが躾だとしても、こうなる前にもっと早くから甘やかさずに躾ければ?と思うのはわたしだけ?中国社会の根幹に関わるよ・・・。家庭での躾に関する法律が必要?

お〆め

(し)うわっ、これは気持ち悪いね。大丈夫?

(ゆ)いや、おかしいでしょ。しらゆきさんはどう思う?おじさんが食べ残し食べてくれるサービス。

(し)学校行きたくなくなるレベル・・・。

(ゆ)これってレストランでもやればいいんじゃないかな?食べ残し食べてくれるサービス。有料で。

(し)あってもいいけど食べてるところを見せつけられるのは苦痛・・・。

(ゆ)見たくない場合は追加料金。

(し)それだったら罰金払った方が良くない?

(ゆ)罰金払うと前科ついちゃうかもよ?

(し)それは困る。でも気持ち悪いなぁ。あなたの食べ残し食べてますよアピール。

(ゆ)最近は行かないけど、しらゆきさんと食べに行っても食べ残しとかしないよね。

(し)どちらかというとゆるりんが全部食べるよね。

(ゆ)うちは厳しかったからねぇ。だから何でも全部食べるように習慣がついたんだよ。

(し)うちはそうでもなかったかな。お母さんが食べてた。

(ゆ)なんかね、小学生の時だったかな?法要弁当とか結構な量が出てくるじゃん?あれも計画的に食べてたよ。

(し)えっ?子供の頃も?

(ゆ)そう。家に帰ったらみんな残してて、それと残った弁当持って帰って晩ご飯になったけどね。全部食べたって言ったらビックリされたよ。

(し)ふふっ、なんかさっきの校長先生とちょっと似てるね。

(ゆ)えーっ?そこ一緒にする?

(し)なんかお上の言う事に忠実みたいなところが。

(ゆ)ガーン。ちょっとショック。そういえばその時もだったんだけど、たまに失敗するんだよね。

(し)何が?ペース配分?

(ゆ)わたしはね。美味しい物を最後に取っておくタイプなんだよね。

(し)知ってる。何の時だったかな?あ、ゆるりんってそっちのタイプだって思った。わたしは先に食べるタイプなんだけどね。

(ゆ)お弁当で肉のカツを最後に取っておくんだけど、楽しみにして食べて見たら白身の魚のフライだった。

(し)えっ?それだけ?

(ゆ)これ結構ショックなんだよ。わかんないかなぁ・・・。



(し)ゆるりん、食べ物はちゃんとしてるんですよねぇ!わたし「しらゆき」のコーナーはお得意の人間観察!🥰
電車での通勤では結構色々な面白い人が見つかって飽きないんですよ!今回はまたかなり凄い人を発見しちゃいました!😆

あつまれ!しらゆき姫のてんこ森

あつまれ!しらゆき姫のてんこ森

(し)「あつまれ!しらゆき姫のてんこ森」お話の一覧ページはこちらです!
お笑い東亜研究会

YouTubeチャンネル「お笑い東亜研究会」のブログサイトです。 ここではチャンネルに掲載された動画の他に、動画投稿されていないオリジナルのコンテンツも提供していく予定です。(あくまで予定です) そのうち記事が増えていくと思いますので、期待して待っていて下さい。 しらゆき(左)と、ゆるりん(右)の2人でお届けしてまいります。

أحدث أقدم